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「神戸屋」の胸のラインが強調されたセクハラ制服に質問し、回答をいただきました

時代に逆行する光景として、違和感を覚えます。

股間の大きさが露わになるぴっちりとしたタイツ制服を見て、男性ご自身がどのような感情を抱かれるか、ということだと思いますが。

LGBT差別には激高する男性も、女性差別には極めて寛容……というのは、日本の専売特許でございますね。どちらの差別も許されません。

 

【神戸屋グループ様に質問した内容】
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御社のベーカリーもレストランも、いつも利用させていただいております。

このたびは御社で採用しております制服につき、ご連絡差し上げました。

以前から感じていたことですが、御社の女性スタッフが着用しているエプロンタイプの制服は、不自然に女性の胸が強調される造りとなっており、まるで性サービスの店のようで、店舗を利用するたび、同じ女性として長年不快感を覚えてきました。

対等なワーカーであるはずの女性を「性的シンボル」として扱う制服を強要することは、セクシュアルハラスメントに該当します。雇用の現場において、女性スタッフを「華」とみなし軽んじる性差別は、顧客が不愉快であるばかりでなく、子供達の教育・生育環境としても不適切です。誤った性的役割分担意識を、潜在的に日常風景として植え付けることで、成長過程における子供達の男女平等意識にも悪影響を与えるのではないかと、危惧しております。

 

ちなみに、制服の問題が一般企業でどのように扱われているかご説明させてください。

男女雇用機会均等法6条では、労働者に性別を理由として、差別的取り扱いが禁止される福利厚生の措置は、住宅貸付金のほかは、「厚生労働省令で定める事項」に限られています。その中に制服を支給することは含まれていないため、現在はこの件につき、グレーゾーンのまま、女子社員のみに制服を支給することが黙認されているのです。

しかし一般的に、均等法第6条の趣旨に照らせば、女性に対してのみ制服を支給することに、合理的な理由は認められません。厚生労働省の雇用均等のパンフレットでも、制服については「男女とも支給しない、あるいは男女とも希望者に支給する」など、大杼で同一の扱いをすることが望ましいと謳われているのです。

 

このように、普通の制服ですら問題視される現代の社会風潮の中、胸のラインが強調される御社のエプロンタイプの制服は、やはり常連としては疑問視するところです。なぜならこのような「衣装」は業務遂行上の必要性もなければ、仕事能力とも何ら関連性がないからです。それは性別役割分担意識にもとづく不合理な差別であり、人格権の侵害にほかなりません。

たしかに「私服が汚れないから便利」という意見もあるでしょう。しかしそれならばパンツスーツの制服を作り、スカート(キュロット)との自由選択にし、男性社員にも同様に支給し、揃いの制服着用を義務づけるべきではないでしょうか。もし制服に「企業アピール」や「連帯感」の意味も含まれるのだとしたら、よけいに男性社員も同様の制服を着用すべきではないかと考えます。

 

日本は国連加盟国であり、持続可能な開発目標(SDGs)の加盟国です。SDGsはその目標に「ジェンダー平等を実現しよう」が掲げられているのですが、それにも関わらず日本のジェンダーギャップ指数は、144カ国中114位(2017年)と毎年最低レベルをキープしているというのは、こういった社会意識の不変や、企業の努力不足に起因するところが大きいと感じています。企業の取り組みを通して女性尊厳軽視の環境を是正していくことが、世界水準に追いつく突破口になると考える次第です。

ちなみに私は、新宿西口地下の店舗でもよく御社のパンを購入しますが、そこではチェックのエプロン姿ではなく、女性スタッフも清潔感のある白いパンツスタイル(?)の制服だったと記憶しております。記憶違いでしたら大変恐縮ですが、そのようなスタイルに全店で男女統一するのは、果たして難しいことなのでしょうか。

 

東京オリンピックも目前に迫りました。ぜひ男女平等推進国家として恥ずかしくないような店舗環境を提供してくださいますよう、一顧客として切にお願い申し上げます。

上記斟酌のうえ、よろしければ、このたびのわたくしの利用者意見がどのように処理され、今後生かされるのか等、ご教示いただけましたら幸いです。

誠に恐縮ではございますが、一度、10月1日(月)までに進捗状況をご返信いただけますでしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

【神戸屋レストラン様からのご回答】
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有馬様

この度は弊社女性ユニフォームに対して貴重なご意見をいただきありがとうございます。

弊社女性ユニフォームに関しましては、1987年よりベーカリーレストランにて採用しております。
パンに似合うお料理を追い求める過程で「全てをパンに合わせる」の考え方を取り入れ、
より本物志向、より伝統的な視点から、パンの本場であるヨーロピアン・スタイルをお客様にイメージして頂き、
その雰囲気も含めお客様に私どもの食事を楽しんでいただくというコンセプトでデザイン致しました。

おかげ様で約30年間、多くのお客様には弊社のコンセプト=神戸屋レストランという御認識をいただきご愛顧頂いてまいりました。

一方で今回のご指摘は心から御礼申し上げます。
そのユニフォームが大切なお客様に不快感を与えているという、私どもとしては大変不本意なご指摘であるとともに、
ユニフォームを含め改めてお客様に喜んでいただく店舗づくりを考えさせる内容でございます。

貴重かつ重要なご意見・ご指摘と考え、今後の店舗づくりに役立てて参ります。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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株式会社神戸屋レストラン
関西事業部 〇〇△
℡ 06-・・・・・・
ファックス 06-・・・・・・
Eメール ・・・・・・
*********************************
(写真はイメージです)
(詳細情報省略)

『やりすぎ都市伝説』のケンドーコバヤシの性風俗ネタが不愉快なので、番組スポンサー企業宛てに手紙を送ったところ、降板されたようです

ここ1~2年、テレビ東京『やりすぎ都市伝説』の番組ご意見フォームには、何度か継続して、「ケンドーコバヤシ氏の性風俗ネタは不愉快」という意見をお送りし、同時にBPO(放送倫理・番組向上機構)にも通知して、改善を求めてきました。

しかし一向に改善が見られず、当のケンドーコバヤシ氏においては、「BPOなんて怖くない!」と豪語なさっているという状況が続いておりましたので、遺憾ではありましたが、タイミングを見計らい、番組スポンサー企業宛に下記のお手紙をお送りしてみました。

【株式会社V・ファーレン長崎様にお送りしたお手紙】

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株式会社V・ファーレン長崎 御中

前略

私は東京都内に在住しております、有馬珠子と申します。

まずは貴社が運営するV・ファーレン長崎が、本年11月11日のJ2第41節の試合において勝利し、来季のJ1昇格を決めたことを心からお祝い申し上げます。

さて貴社は、本年5月に高田明氏が代表取締役社長に就任して、株式会社ジャパネット・ホールディングスの完全子会社化されましたが、同社グループ企業である株式会社ジャパネットたかたが、株式会社テレビ東京で放映されている「やりすぎ都市伝説」のスポンサーであることはご存知でしょうか?

 

「やりすぎ都市伝説」は四半期に一度放映される人気番組で、その内容は都市伝説テラーと称する芸能人が、世界中の都市伝説を紹介していくものです。しかし都市伝説テラーの一人であるケンドー・コバヤシ氏(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京本社所属)は、都市伝説とは何ら関係のない性風俗の体験談を番組内で語っており、番組の品位を低下させています。

 

番組内でケンドー・コバヤシ氏が語った内容は、主に性風俗を笑いのネタにしたものであり、放送毎の恒例となっています。例えば、平成28年9月30日放送においては「オーパーツ」(発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品)をテーマに語り始めたのですが、語りの途中で自らが東京都品川区五反田で体験した性風俗の話に置き換えられてしまうといったものでした。

また、平成29年9月29日の放送においても、タイムトラベルの時間理論を説明する入り口から、いつの間にか、やはり自らが体験した性風俗の話に置き換えられるといった構成となっていました。

加えて毎回、ゲストの若い女性タレントや猥談を好まない男性弁護士に性風俗ネタを振り、困惑の笑いを強いる情景が見られますが、これはまさに会社のセクハラ風刺を見ているようで嫌悪感を覚えます。前回平成29年9月の放送においても、ゲストの玉城ティナさんが「有意義ではないはず」と、風俗ネタに不快意思を示されたのにもかかわらず、ケンドー・コバヤシ氏はその反応を楽しむかのように、玉城さんを凝視し、羞恥心を弄んでいました。

 

尚、Jリーグ規約には以下の条文があります。

Jリーグ規約第3条(4)

Jリーグ関係者は、いかなるものであれ、人種、性、言語、宗教、政治またはその他の事由を理由とする国家、個人または集団に対する差別を行ってはならない。

 

相手の意に反して(性的)言動をおこなうことは上記Jリーグ規約第3条(4)に抵触することはもちろん、「平成18年厚生労働省告示第615号」においてもセクハラであると示されており、コバヤシ氏の番組での言動および振舞いは、放送倫理に反することは明らかです。

貴社はJリーグクラブチームを運営する株式会社として、また番組のスポンサーであるジャパネット・ホールディングスの傘下企業として、番組内容に関係のないコバヤシ氏の猥談を許容するのでしょうか。

私はコバヤシ氏の番組内における猥談は、Jリーグが規約で定める性差別を助長しているものと考えます。女性「性」を商品化している産業をテレビ番組を介して肯定し、さらには番組で産業が提供するサービスを嬉々として語るコバヤシ氏は、Jリーグが提唱する青少年の健全な育成を阻害するものです。

多くの人に夢と希望を与えるクラブチームを運営する貴社の関連企業が、このような番組のスポンサーとして企業名を冠していることに、また青少年の健全な育成の貢献を阻害する現状が放置されていることに、一サッカーファンとしてひどく困惑しましたし、また残念でなりません。

 

ちなみにV・ファーレン長崎のホームタウンである長崎県の「長崎県少年保護育成条例」の第16条では以下のような規定があります。

 

何人も、少年に対し、みだらな性行為又はわいせつな行為をしてはならない。

2 何人も、少年に前項の行為を教え、又は見せてはならない。

 

条例で禁じているみだらな性行為を、番組内で教示するコバヤシ氏の発言は、上記条例に反していることがわかります。

貴社はJリーグからJ1ライセンスを付与されており、Jリーグ規約を遵守しなければなりませんし、長崎県でゲームを主催する立場ですから、条例も遵守しなければなりません。そのためには、コバヤシ氏の猥談を公共の電波に乗せて全国を流す「やりすぎ都市伝説」制作会社に対して、今後は番組内で番組内容とは関係のない猥談を止めるように、ぜひ働き掛けてください。

尚、貴社がこのような番組内容を是認するのか否か、メールまたはFAXでご回答頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

草々

東京都 有馬珠子

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残念ながらご返信はいただけませんでした。しかし上記お手紙をお送りしたのが、2017年11月11日以降、そしてその後、2018年5月に放送された『やり過ぎ都市伝説』は、「関昭夫スペシャル」と冠するスピンオフ放映で、他のストーリーテラーの出演はなく、関氏のみの出演構成となっていました。

そして先日、2018年7月27日に放送された、『やりすぎ都市伝説スペシャル2018夏』においては、ケンドーコバヤシ氏の姿はなく、代わりに新たなストーリーテラーとして、野性爆弾くっきー氏がキャスティングされていました。

 

この点につき、私の手紙が生かされての結果か否か、詳細は不明です。

BPOに初めて通知をしたときも、「同番組への同意見5通」と確認できましたから、私以外にも複数の方が地道に働きかけた結果、その総意が番組を動かしたのかもしれません。

あるいは、私の手紙を受けた株式会社V・ファーレン長崎様が、株式会社ジャパネット・ホールディングスを通じ、テレビ東京に働きかけてくださったのかもしれません。

また、今回だけの降板か否かも不明ですので、今後もキャスティングと内容に着目していきたいと思います。

 

いずれにしましても、時代に逆行する、性差別セクハラネタでなければ笑いをとれないというのであれば、残念ながら、その方の芸人寿命はそれまでです。差別ネタは極めて不愉快で、もはや社会での需要はありませんから、万人が気持ちよく笑うことのできる他の切り口での芸を磨くか、あるいはそれができないのならば、転職を考えられたほうがよろしいでしょう。

 

ひとまず今回は、安心して番組を楽しむことができました。
一視聴者として、今後も『やりすぎ都市伝説』を応援させていただきます。

昨年意見した「西武園ゆうえんちプール」のセクハラ広告が、今年はやや改善。「よみうりランドプール」の広告は優秀

【2017西武園ゆうえんちプールの広告】

昨年、男女共用スペースである電車の社内吊りに、不適切なセクハラ広告が掲示されたことにつき、私は西武鉄道のご意見フォームを通じて質問を送ったのですが、残念ながらその際はご回答をいただけませんでした。

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車内吊りセクハラ広告につき西武線に質問してみました(2017)

 

【2018西武園ゆうえんちプールの広告】

しかし今年は、「やや」改善傾向にあるようです。私の昨年の意見が反映された結果か否かは不明ですが、少なくとも露出は減り、「やや」女性乗客の嫌悪感情を意識した作りに改善されたようです。制作段階から、電車内掲示を視野にいれたデザインにしたのかもしれません。それでも厳しく見れば、「車内吊りにふさわしいものとして太鼓判は押せない」というのが私の感想です。

知人協力の元、情報収集したところ、現在、3パターンのポスターが確認できました。

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1・昼バージョン 普通のキャッチコピー付き(車内吊り掲示)

2・昼バージョン 意味不明なキャッチコピー付き(駅構内・車内吊り掲示)

文言が気になります。あえて2パターンの文言があるということからも、その真意についてお尋ねしてみたいと思います。

 

3・夜バージョン 普通のキャッチコピー付き(駅構内・車内吊り掲示)

 

【2018よみうりランドプール広告は優秀】

一方、今年のよみうりランドのプール広告は、大変好感が持てます。

「ほら、本気でやればできるんですよ! 女性のセクシャルを利用・消費しなければ広告が作れないというのであれば、こちらをお手本になさってみてはいかがでしょうか」
と、西武園ゆうえんち様には申し上げたいところです。

下記の画像は車内吊りではなく、京王線某駅、構内のホームに掲示されていたものです。

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いかがでしょうか。違いは一目瞭然です。

「プール」といえば、女性の肌露出を前面に押し出すことしか頭にない、ポルノ脳の「女性性消費」でもなく、「インスタ女子枠」狙いで作っておけばいいだろう……という、「女子枠押しつけ」の、浅くて安直な「オヤジ視点」でもない。男女ともに不快感を与えることのない、お子様に見せても安心な、爽やかでコミカルな作りをなさっているのが見て取れます。

同じ「プール広告」にしましても、企業の男女平等参画に対する姿勢が、些細なところから滲み出るように感じます。

 

企業広告に関しては、女性蔑視のセクハラ広告があまりに多いため、つい悪い作品にばかりにスポットがあたりがちですが、このように全ユーザーに配慮した、楽しい広告も取り上げて、賛同し、その企業姿勢を応援していきたいものです。

車内吊りセクハラ広告につき京王電鉄に再質問し、再回答をいただきました

私が個人で行うことは、ここまでです。
以降、パッケージを変えて別企画へと移行します。

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【車内吊りセクハラ広告につき京王電鉄に再質問】
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京王電鉄株式会社京王お客さまセンター
お客様の声 御担当者様

京王電鉄車内に掲示されている中吊り広告について再質問

前略
私が貴社へ質問した電車内に掲示されている中吊り広告に関して,平成30年5月16日付けでご回答頂きましたが,その内容が質問に対するご回答ではなく,ほとんどが不明確であるか,私への謝罪となっていましたので,再度,幾つかのご質問をいたします。

まず貴社のご回答で
「一定の基準を設けて掲出の可否を審査しており,場合によっては掲出を断っています。」
という箇所がございましたが,貴社がいう基準というのは「公益社団法人日本鉄道広告協会掲出基準」における下記の規定でしょうか。

1.掲出に当たっての判断基準
(1)鉄道利用者に不快感や,過激な性表現などで嫌悪感を与えたり,青少年の健全な育成を妨げるおそれのないものであること。

頂いたご回答の中に,その旨の記載がございませんでしたので,再度ご回答願います。

ところで,上記に引用しました「公益社団法人日本鉄道広告協会掲出基準」における基準では,性表現について嫌悪感を与えたり,青少年の健全な育成の妨げになる広告を掲載しないことが示されていますが,貴社の運行する電車内では,ご回答いただきました以降も,次のような広告が掲示されていました。

(1)上記画像右側の「桃月なしこ 話題騒然『美人すぎるナース』の新境地」や「女神な水着姿」等(平成30年5月21日撮影)ですが,男女利用者に不快感や嫌悪感を与えないものと判断した上で,京王電鉄内での掲出を可としているのでしょうか。

(2)また「美人すぎるナースの新境地」等について,出版前に性的な内容であるか否かの確認をおこなった上での掲出なのでしょうか。

(3)さらに画像左側の「小倉優香 第二章始まる」(平成30年6月4日撮影)の広告では,モデルの写真は胸元が強調されており,社会通念としては,性表現として嫌悪感を与えるものと考えられますが,掲示をお断りするほどのものではないと貴社では判断されたのでしょうか。

次に
「弊社を含めた関東の鉄道事業者間でも審査基準について定期的に議論し,情報共有を行って参りますので,ご容赦賜りますようお願い申し上げます。」

とご回答と謝罪を頂きましたが,
(4)京王電鉄も含めた関東の鉄道事業者間での定期的な議論とは,有識者を交えない担当者のみの非公開なものでしょうか。
定期的に議論されているのであれば,事業者間の情報共有の必要性から,議事録などが残されているはずですが,鉄道利用者が議事録を閲覧することは可能でしょうか。

 

上記についての明確なご回答をお願い申し上げます。
尚,前回のように質問に対して不明確なご回答であった場合,遺憾ではありますが,鉄道広告に関しては本件の例も踏まえて,国会議員を介し内閣へ「質問主意書」を提出する予定ですので,列挙した質問については個別具体的にご回答願います。

誠に恐縮ではございますが,平成30年6月30日までに,送付元住所かメールアドレスにご返信いただけましたら幸いです。

草々

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【車内吊りセクハラ広告につき京王電鉄から再回答】
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(※参考)
平成十六年三月十二日提出
質問第三八号

公共交通機関の中吊り広告の規制に関する質問主意書
提出者田島一成

京王電鉄車内吊りセクハラ広告への質問と、いただいた回答

【京王電鉄さまの車内吊りのセクハラ広告へ、質問してみました】

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京王電鉄車内に掲示されております車内吊り広告につき、ご連絡差し上げました。

平成30年5月7~13日、車内にて「プレイボーイ」(大原優乃という名前の表紙)の車内吊り水着グラビア広告を目にし、とても不快に感じています。

私は、男女が乗車する共有スペースにおいて、女性が性的シンボルとされる記事や画像が堂々と掲示されることを、以前から疑問を感じていました。

公共の共有スペースで、女性の水着画像が掲示されることに違和感と嫌悪感を覚えますし、他国では見当たらない光景です。女性を性的存在として当然に扱うことは、大人が不愉快であるばかりでなく、子供達の生育環境としても不適切ですし、なにより成長過程における子供達の男女平等意識にも悪影響を与えると危惧しております。

2020年の東京オリンピックに向け、男女平等推進国家として恥ずかしくない電車内環境を整備してくださいますよう、切にお願い申し上げます。

 

ちなみに公益財団法人日本鉄道広告協会(JAFRA)では、掲載広告につき「基準一覧」の「鉄道広告掲出基準」にて、下記の制定があります。

 

1.掲出に当たっての判断基準

(1)鉄道利用者に不快感や、過激な性表現などで嫌悪感を与えたり、青少年の健全な育成を妨げるおそれのないものであること。

(6)事実に反する誇大な表現や、誤った予断をもたせる表現などで、鉄道利用者に不利益を与えるおそれのないものであること。

どうか上記JAFRA制定が遵守されるよう、ご配慮いただくことを希望します。

 

ちなみに同様のセクシュアルハラスメントが、企業においてはどのように扱われているのかを付記させていただきます。

厚生労働省の定める労災の「心理的負荷による精神障害の認定基準」、業務による心理的負荷評価表(別表1)特別な出来事以外の「具体的出来事」の表では、心理的負荷弱にあたるものとして、二種類のセクシュアルハラスメントが例示列挙されています。

それは、

・「〇〇ちゃん」等のセクシュアルハラスメントに当たる発言をされた場合

・職場内に水着姿の女性のポスター等を掲示された場合

の二点です。

これらから、少なくとも本件水着姿の広告掲示は、電車を利用する不特定多数の女性乗客に、厚生労働省認定基準レベルでの性的心理的負荷を与え、健康被害を引き起こす蓋然性が内在し、誘発している危険性が高いのです。

上記も斟酌のうえ、よろしければ、本件広告掲載決定に至るまでのフロー、基準を審査する決定権者の有無、そしてこのたびのわたくしの利用者意見がどのように処理され、今後生かされるのか等、ご教示いただけましたら幸いです。

 

共用スペースでのセクシュアルハラスメント広告につきましては、関心をお持ちの方が多数おられるようですので、ご回答を頂戴できました際には、ぜひ他団体様とも共有させていただきたく存じます。

誠に恐縮ではございますが、一度、5月31日(木)までに進捗状況をご返信いただけますでしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

【京王電鉄さまのご回答】
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有馬 様

平素から京王をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
はじめに、この度は車内広告でご不快な思いをおかけしまして申し訳ございません。
鉄道施設における広告は、多くのお客さまがご利用になる駅構内や電車内での広告掲出であるため、消費者保護・青少年保護の観点から問題が無いか、誇大広告や不当表示がないかなど、一定の基準を設けて掲出の可否を審査しており、場合によっては掲出を断っています。
弊社を含めた関東の鉄道事業者間でも審査基準について定期的に議論し、情報共有を行って参りますので、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
今回、お客さまより頂いた貴重なご意見を参考に、今後もより快適な車内環境作りに努めて参りますので、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

2018年5月16日(2018-05323)

このメールは京王グループHP「お客様の声」からの回答です。
回答へのお問い合わせは下記へお願いいたします。
京王電鉄株式会社京王お客さまセンター「お客様の声」担当
電話:042-357-6161
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利用者の問いと要請に対し明言を避けた、要領を得ないぼやっとした回答、というのが私の印象です。
それでも回答すらいただけなかった西武鉄道さまよりは、まだ良心的かもしれません。

しかし各会社のスタンスは確認できました。
この件に関しては元より、これで完了するとは考えておりませんでしたので、東京オリンピックをひとつの目安として、個人ではなく、枠を広げて進めていく手段を検討いたします。

日本の鉄道は、時間の正確さ、運行の安全、清潔さともに世界に誇れる素晴らしい財産です。しかしいかんせん、女性性尊厳を軽視する「ジャポルノ」日本文化をあまりに素直に取り入れ、この意識分野では完全に世界から切り離され、ガラパゴス諸島化しています。
この「残念」を排除し、世界最高水準の交通機関としての地位を、真に確立していただきたいと望む次第です。

車内吊りセクハラ広告につき西武線から無回答でした

結果から申し上げますと、下記の質問に対し何の回答もいただけませんでした。
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「車内吊りセクハラ広告につき西武線に質問してみました」

8月27日までに進捗報告をいただきたい旨申し上げ、その後相当期間経過しレスポンスがないということは、回答する意思がないということでしょう。

自社に都合の悪い質問であっても、何らかのお返事はいただきたかったです。利用乗客への不誠実な対応をとても残念に思っています。

 

セクハラ広告というのは、短期間で入れ替えられる流動的なものですので、「これを剥がしてください」というアクションは意味がなく、だからこそ掲示前の段階でのチェック機能、審査基準が重要で、ぜひこの機会に鉄道側から実態を伺いたいところでした。

男女共用スペースでのグラビアポスターやセクハラエロ雑誌広告については、人によっては「この程度のこと」思われるかもしれません。
しかし、女性を「男性の娯楽としての性存在」として軽く扱うことを日常化してしまう「刷り込み効果」というものは、その他社会のあらゆる人間関係に波及するものと考えます。

エロ雑誌やグラビア写真広告を目にしながら通勤する男性は、果たして職場の女性存在というものを「尊厳ある対等なワーカー」だと完全に切り替えられるものでしょうか。
私自身の経験からいえば、区別できる人はまだまだ少ないというのが実態です。

労働環境においてセクハラが減少しないのも、ひとつにはこのような日常風景が、「女性は男性にとって性的娯楽的消費存在」であるとする、日本全体の「集合意識」を作り上げているという点にもあると考えます。
今回はたまたま西武線に質問させていただきましたが、他の沿線でも日常的に見られる光景です。

 

ちなみに本記事をFacebookにアップした際、見知らぬ方からも反応があり、一般人が抱くであろう疑問点のまとめにもなりますので、「なぜこれが問題なのか」につき、質問者とのやり取りをご紹介しておきます。

 

【質問者とのやり取り】
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>(質問者)公共交通機関の場に相応しくないのでしょうか?

特にここでは、電車という公共スペースがポイントとなります。
西武線最寄り駅の方は、迂回して自由に別路線を選ぶことはむずかしく、選択困難な状況の中、半強制的にポスターを見せつけられるという状況下に置かれます。その点をご配慮いただきたかったと感じる次第です。

>(質問者)ポスター対象は最近流行りのインスタ映えを求める“女性“です。

すでに以前のコメントでやり取りをしていますが、インスタ女性目当ての広告だという意図は理解しています。インスタ女性集客目的ならば、複数で楽しそうに自撮りする図など、性的思惑を排除したふさわしいものが作れなかったのかという疑問は残りますが、今回の質問は「公共スペースでの掲示」という点に特化しています。
そのため、ポスターの制作者・制作過程などについては質問せず、あくまで「公共スペースでの掲示」として適切か否か、審査基準と機関につき、鉄道会社におたずねしています。

>(質問者)ポスターを眺めてニヤけるオッサンのためではありません。

女性性を強調されたポスターを見せられること自体が、女性に屈辱感を与え、心理的負荷を与えます。(厚生労働省の定める労災の「心理的負荷による精神障害の認定基準」、業務による心理的負荷評価表(別表1)特別な出来事以外の「具体的出来事」の表参照)

例えば股間がパンパンに強調された男性のビキニポスターが公共スペースに当然のように張られていたら、男性も気まずい嫌な気持ちになるのではないでしょうか。
男性の股間がクローズアップされたポスターがあればとても違和感を覚えますが、女性の胸などの部位が性的に誇張されたポスターというのは「日常風景」とされています。その違和感を女性が「我慢して受け入れる」ことを強いられるのは、やはりおかしくはありませんか。

>(質問者)しかも、プールの広告なので、水着は問題とは思えません。

宣伝意図や商材にかかわらず、「〇〇の広告だから水着を掲示しても性的心理不可を与えないだろう」という考えは、一般に性的心理的不可のジャッジでは厳しいと思います。不快感を覚えるか否かを決定するのは、発信者ではなく受け手の側です。
もし仮に鉄道側が、「適切なチェック機能通過のうえ掲示している」という根拠があるのなら、それを示したうえで掲示を続けるのが誠実な対応だと思いました。

>(質問者)最近ナイトプール流行っているし、グループ企業の広告はグループ内の公共交通機関が効果最大!

利用乗客にとっては「グループ企業の広告だから掲示内容が緩和される」という企業側の事情や思惑は関係ありません。経済活動のために人権が損なわれることがないよう、より人権に配慮した「公共の福祉」を意識していただきたいところです。

たしかに掲載場所によっては〇〇様のおっしゃるよう、グレーになるのかもしれませんね。
まずはこのような電車内水着広告につき、複数の女性(男性も)が実際に不快感を抱いているという事実を知っていただき、今後の相互理解につながりましたら幸いです。

 

車内吊りセクハラ広告につき西武線に質問してみました

先日、西武線内で、添付画像の車内吊りセクハラ広告を目にし、大変不快感を覚えたので、私は西武鉄道お客様センターに意見・質問をお送りしました。

日本では、男性中心目線の女性水着姿やエロ雑誌の広告を、男女共有スペースにおいて堂々と掲示していますが、それは世界的に見ても極めて異常な光景です。
例えば、股間をパンパンに強調した男性水着ポスターが公共スペースに掲示されていたらとても奇妙に感じるはずですが、女性を性シンボルとして表現することについてはとても無神経です。

この日常風景に疑問をいだかれない方は、「自分は日本の男尊女卑風潮にどっぷりと浸り、男女平等の意識が鈍磨しているのかもしれない」ということを、まず疑っていただきたいと感じました。

西武鉄道サイドからどのような回答をいただけるのかは不明ですが、今後、各路線の車内環境改善にも生かせると考え、ご興味のある皆さまとは情報を共有したく、本件をアップいたしました。
回答内容につきましては、追ってご報告致します。

【西武鉄道ご意見フォームへの送信内容(文字制限あり)】
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西武線に掲示されております車内吊り広告につき、ご連絡差し上げました。
先日、「西武園ゆうえんち・プール」の車内吊り広告を西武多摩川線内で目にしたのですが、それは肌を露出した女性の水着姿だけが過剰にクローズアップされており、まるでグラビア写真のようでした。

私は、男女が乗車する共有スペースにおいて、女性が性的シンボルとされる水着画像が堂々と掲示されることに、以前からとても不快感と嫌悪感を覚えていました。
ちなみに公益財団法人日本鉄道広告協会(JAFRA)では、掲載広告につき「基準一覧」の「鉄道広告掲出基準」にて、下記の制定があります。

1.掲出に当たっての判断基準
(1)鉄道利用者に不快感や、過激な性表現などで嫌悪感を与えたり、青少年の健全な育成を妨げるおそれのないものであること。
(6)事実に反する誇大な表現や、誤った予断をもたせる表現などで、鉄道利用者に不利益を与えるおそれのないものであること。

電車内に遊園地プールの広告を出すことは不適切ではありません。しかしなぜ、肌を露出した女性の水着姿だけがグラビアのように過剰にクローズアップされた広告に、許可が出ているのでしょうか。女性性という属性を、男性目線で利用・消費する姿勢を感じ、一女性利用者として多大な不快感を与えられています。また、ナイトプールに対する誤った予断を持つ要因にもならないかとも、危惧してもおります。どうか上記JAFRA制定が遵守されるよう、ご配慮いただくことを希望します。

ちなみに同様のセクシュアルハラスメントが、企業においてはどのように扱われているのかを付記させてください。

厚生労働省の定める労災の「心理的負荷による精神障害の認定基準」、業務による心理的負荷評価表(別表1)特別な出来事以外の「具体的出来事」の表では、心理的負荷弱にあたるものとして、二種類のセクシュアルハラスメントが例示列挙されています。
それは、
・「〇〇ちゃん」等のセクシュアルハラスメントに当たる発言をされた場合
・職場内に水着姿の女性のポスター等を掲示された場合
の二点です。

これらから、少なくとも本件女性水着姿の広告掲示は、電車を利用する不特定多数の女性乗客に、厚生労働省認定基準レベルでの性的心理的負荷を与え、健康被害を引き起こす蓋然性が内在し、誘発している危険性が高いのです。

 

電車の車内吊りセクハラ広告については、以前から関心をもっておりました。もし御社からご返信をいただけました折りには、わたくしの所属する公益財団法人21世紀職業財団ハラスメント防止コンサルタント他、各団体と共有し、勉強材料とさせていただく所存でございます。
よろしければ、本件水着広告掲載決定に至るまでのフロー、基準を審査する決定権者の有無、そしてこのたびのわたくしの利用者意見がどのように処理され、今後生かされるのか等、ご教示いただけましたら幸いです。

世界各国を見渡しましても、公共鉄道内で、女性性を商品化するようなセクハラ広告というものは一般に見当たりません。
日本のジェンダーギャップ指数は毎年世界で100位以下と低順位ですが、2020年の東京オリンピックに向けて、このような部分から世界標準に合わせ、他国の皆さまにも安心して乗車していただけるようご配慮いただくことを切に希望しております。

恐縮ではございますが、一度、8月27日(日)までに進捗状況をご返信いただけますでしょうか。お汲みくださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

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(つづき)電車内吊りセクハラ広告につき西武線から無回答でした

 

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目から鱗がポロポロ落ちるセクハラの話: これが意識の最前線!

 

美容院アースのセクハラトークについて意識調査文書を送ったところ

常日頃言っていることですが、女性を「人」としてではなく「性的存在」として軽んじる意識、そしてそれをためらわず口にするセクハラ言動について、日本は異常なほど無神経です。

以前facebookですこしご紹介したのですが、美容院で受けたセクハラ言動につき、私は意識調査を兼ねて、会社に文書を送ってみました。
最初に「株式会社アース」のホームページからメールで送信したのですが、返信はありませんでした。そこで改めて「特定記録」にて本社宛に書面を送付したのですが、それをご紹介したいと思います。

なお一部個人情報等については省略・変更してあります。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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株式会社アースホールディングス
代表取締役 國分利治様

前略 時下ますますご清栄の段、大慶に存じます。
私は、かねてから貴社を利用しております有馬と申します。本日は貴社接客サービスにつき、ぜひともご高察いただきたく、お願いの書面をお送りいたしました。

わたくしは平成二十七年三月二十七日、吉祥寺店にてパーマの予約をし、来店いたしました(会員番号0××0-0××016×××)。
指名をしなかったところ、М咲△二さんという男性が初めて担当につきました。
二~三時間の施術で少し打ち解けて話をしていたところ、気が緩んだのか、М咲さんは以下のような不適切な話題をふってきました。

「吉祥寺って、夜間になると女の子とあそべるお店とかが少ないじゃないですか。だから周りのヤツとかは結構、夜間の飲みだと新宿や渋谷に行く人が多かったりしますよ~」
彼の発言に対し、わたくしはその場でご注意申し上げました。

 

わたしは平素、労働団体の副代表幹事として適正な労働環境の整備に努めております。また公益財団法人 21世紀職業財団の「セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント防止コンサルタント」の認定資格を有し、ハラスメントのない職場環境を推進するべく活動しております。
そのなかで一貫して頭を悩ませているのが、日本男性のセクシュアルハラスメントに対する意識の低さです。
このたび貴店にて、上不適切なセクシュアルハラスメント発言を受け、女性客を軽んじる貴店スタッフのマナー違反を、たいへん残念に思っております。
わたくしは顧客として来店したのですが、それにもかかわらず、このようなセクシュアルハラスメント発言を受けたことを遺憾に思うと同時に、なぜこのような発言が客に対してなされるに至ったのか、セクハラに対する貴店スタッフの認識と、恐れながら貴社の社内労務管理にもたいへん興味がございます。

さらには、顧客に対してためらわずにセクシュアルハラスメント発言がなさるのであれば、社内スタッフ間ではどのような会話が日々なされているのか、その点も憂慮しております。

貴店での出来事は、わたしのセクハラセミナーでサンプル事案として取り上げました。すると男女双方から意見がよせられましたので、セクハラ言動を行う男性側の意識データとして取り入れたいと考え至った次第です。
もちろん、貴社の企業名とスタッフ個人名を出すことはございませんので、ぜひ意識調査にご協力賜りたく存じます。

 

そもそもМ咲さんは、なぜわたしが彼の発言を不快に感じたのか、ご理解なさっていらっしゃらないようにお見受けいたしました。
そこで担当者М咲△二さんへのご質問です

①「なぜ客に対し、本件のようなセクシュアルハラスメント発言をしたのか」
②「なぜ女性であるわたくしが、本件発言を不快に感じたと考えるか」

簡潔で構いませんので、ご自身の頭で考え、ご自身の言葉で正直に語っていただけませんでしょうか。貴重な意見データとして収集させていただきます。

 

また、貴店の人事責任者等、管理監督者様にもご質問させてください。

①セクシュアルハラスメント防止の措置は平成十八年の改正で義務化されております。男女雇用均等法十一条の「職場における性的な言動に起因する問題に関する雇用管理上の措置」の2「厚生労働大臣の定める指針」につき、貴社では具体的にどのような措置を講じていらっしゃいますでしょうか。
②「なぜ女性であるわたくしが、本件発言を不快に感じたと考えるのか」

こちらも簡潔で構いませんので、率直にお答え願います。貴重なデータとして参考にさせていただきます。

誠に勝手ではございますが、三月五日(土)までにご返信をいただけますでしょうか。
企業が健全に発展していくためには、顧客の立場に立った、マナーとコミュニケーションが非常に重要と考えます。突然のお便りで恐縮ではございますが、何卒、ご回答ご返信頂きますようお願い申し上げます。

草々

平成二十八年 二月◯◯日
東京都〇〇市(住所)
有馬珠子

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上記内容をメールおよび手紙で送付したのですが、ひとことの謝罪もいただけず、「無視」という残念な結果に終わりました。

そして不思議なことに、三か月後には、セクハラ接客が行われたアース吉祥寺店の「閉店のお知らせ」ハガキが、五月に私の元に送られてきました。それはすべての顧客に送付される形式的な文面でしたが。

「平素よりHAIR&MAKE EARTHをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。この度2016年5月10日をもちまして吉祥寺店を閉店させて頂きました。長い間ご愛顧いただきました皆々様に心から厚く御礼申し上げます。
5月10日(火)以降のお問い合わせは、西荻窪店・三鷹店までお願い致します。今後とも HAIR & MAKE EARTH をよろしくお願い致します。」

 

( ……閉店? しかし会社全体が倒産したわけではないのに、なぜレスポンスがないのか? )
(「吉祥寺店は閉店したんだからもういいだろう」ということなのか……?)

―――謎は深まるばかりです。

 

簡潔にでも、謝罪文なり何らかのレスポンスをいただければ、美容院名は出さないつもりでいましたのだが、「無視」という不誠実な結果となったため、あえて企業名を出して周知・啓発することに致しました。

セクシュアルハラスメントをなくしていくためには、ハラッサーの心情や加害意識の大小を知り、その齟齬を埋める相互理解の教育を施すことが、とても重要だと考えます。しかしその機会すら絶たれ、たいへん遺憾に思います。

企業にもさまざまなスタッフがいるので、全員に完璧な仕事を求めることはむずかしいかもしれません。しかし大切なのは、問題が起きたときの迅速かつ適正な対処ではないでしょうか。

少なくとも株式会社アースホールディングスは、女性客の不快感情に向き合われることなく、今後も運営を続けていかれるようです。

 

画像著作者: alant79

 

 

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