arimatamako のすべての投稿

神戸屋のセクハラ制服につき再質問し、再回答をいただきました

株式会社神戸屋レストラン
関西事業部  成松 登 様
 
東京都在住の有馬珠子と申します。 
先日は御社女性スタッフの制服問題につきご連絡をいただきまして、ありがとうございました。
成松様より頂戴しましたご回答を拝見し、改めてメールをお送りさせていただいております。
 
 
>弊社女性ユニフォームに関しましては、1987年よりベーカリーレストランにて採用しております。
パンに似合うお料理を追い求める過程で「全てをパンに合わせる」の考え方を取り入れ、より本物志向、より伝統的な視点から、
パンの本場であるヨーロピアン・スタイルをお客様にイメージして頂き、その雰囲気も含めお客様に私どもの食事を楽しんでいただくというコンセプトでデザイン致しました。 

>おかげ様で約30年間、多くのお客様には弊社のコンセプト=神戸屋レストランという御認識をいただきご愛顧頂いてまいりました。

 

 

「1987年より」ということですが、1985年に男女雇用機会均等法が制定され、その後、複数回の改正も行われております。
一度目の改正は1997年ですが、その中でセクシュアルハラスメント防止配慮義務が新設され、2006年には二度目の改正として、セクシュアルハラスメント防止の措置義務化が事業主に義務づけられました。
 
その後2013年の省令等改正(事業主が職場における性的な言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置についての指針 平成十八年厚生労働省告示第六百十五号)におきましては、セクシュアルハラスメントの予防・事後対応徹底のためのセクハラ指針の見直しが設けられ、セクシュアルハラスメントの内容、および性別役割分担意識に基づく言動がセクシュアルハラスメントの原因と背景となりうることを周知・啓発することが義務づけられました。
 
1987年より30年間」、女性の胸が不自然に強調された、独特のユニフォームを変化させていないという事実は、上記一連の法律の推移に対する対応が、我が国で事業を展開する法人として極めて不十分であり、性別役割分担意識に基づくユニフォームの強要がセクシュアルハラスメントに該当するという事実内容や、そのことがセクシュアルハラスメントの原因や背景となりうることも、内外共に周知・啓発されておらず、就業環境の改善に着手せず、予防・事後対応の徹底にも遅れを取っているようにお見受けいたしますが、実際にはどのような対応をとられているのでしょうか。
 

 

時代は確実に変化しております。
もはや貴店を訪れます顧客は従来通りの価値観にはなじまず、男性視点で提供される、女性「性」を商品化する性差別的な経営に違和感を抱き、その性差別的な雇用環境を継続し、是正を怠る店舗や商品には、利用者として不快感情をおぼえる、というのが長年御社を愛顧しておりますわたくしの正直な感想です。
 
なお、「神戸屋」「制服」「胸」で検索なさってみてください。
世間の視点が、御社の制服を着用した女性スタッフをどのような対象として見ているのか、おわかりいただけることと存じます。

貴店の大切な女性スタッフ達が、「乳袋」「おっぱい」「エロ」と揶揄されている現実をご覧いただけます。

御社女性スタッフの尊厳が損なわれ、性的に揶揄・軽視されているという現状を直視なさり、遵法精神に基づいたご配慮をいただくことを希望します。

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

(複数のURL情報を提供)
※(過激な内容が多く含まれますのでリンクは控えさせていただきました。確認したい方は自己責任で、ワード検索なさってください)

 

 

 

それでも、女性蔑視に対するご理解がむずかしいというお考えでしたら、たとえば、股間の形や大きさが露わになる、ピッチリとしたタイツパンツ制服を、男性役員様を筆頭に、男性職員に着用を義務づけてみてはいかがでしょうか。

「性的物体」とみなされ、ネット上で揶揄される環境のなか、果たして男性が萎縮せずに、生き生きと尊厳を保ちながら働けるのか。ワーカーの人権を尊重する、やりがいのある職場であり、企業だと思えるのか。

股間を強調したタイツ制服を、男性管理職様や男性スタッフ達に義務づけてみることで、顧客や従業員内から新たな声が発せられ、就業に際して「性的存在」として扱われることがどのような精神的苦痛となり弊害となるのか、その違和感や不自然さを知り、女性の萎縮感覚を共感することができ、ひいては意識改革につながるかとも思うのですが、この提案につきましてはいかがでしょうか。

 
 
>一方で今回のご指摘は心から御礼申し上げます。
そのユニフォームが大切なお客様に不快感を与えているという、私どもとしては大変不本意なご指摘であるとともに、ユニフォームを含め改めてお客様に喜んでいただく店舗づくりを考えさせる内容でございます。
>貴重かつ重要なご意見・ご指摘と考え、今後の店舗づくりに役立てて参ります。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
このたびはわたくしの意見をお汲みいただき、今後の店舗づくりに役立てていただけるということで、大変ありがたく拝見致しました。
是非、このたび紹介いたしましたURL情報、また男女雇用機会均等法・省令の変遷・提案をご覧いただき、そのうえで御社のユニフォームがどのように変化されるのか、今後の改善、また、その具体的な時期の目安をお聞かせいただけましたら幸いです。
なお今後も、もし現在の制服を採用するとしたら、その合理的な根拠もお聞かせいただけましたら幸いです。
 
企業は女性スタッフの安全性や尊厳を保護するための措置を講じ、性的侵略(ハラスメント)視点から保護するのが使用者としての当然の義務であります。
わたくしは、一顧客としての私的な不快感情のみならず、同じ女性として、御社の女性スタッフの安全性や尊厳、メンタルヘルスについても大変心配しております。
 

なお、貴社の制服問題につきましては、前回、意見内容を発信したところ、広くアクセスいただき、セクシュアルハラスメントに対する、世間の関心の高さがうかがえました。

私の業務パートナーである社会保険労務士や新聞社の記者である知人にもアドバイスを頂いています。

今後の経過につきましても、わたくしの所属する公益財団法人21世紀職業財団ハラスメント防止コンサルタント内で情報共有させていただくと共に、頂戴いたしました回答も公開し、今後の勉強材料として、複数の団体様と共有させていただきいと考えております。

お手数ではございますが、平成31年2月16日(土)までに進捗をご返信いただけましたら幸いです。
誰もが安心して訪れることのできる、男女平等意識の浸透した店舗に改善してくださいますよう、神戸屋を長年利用し、今後も利用することを望む一顧客として、切にお願い申し上げます。
  
—– Original Message —–
公益財団法人21世紀職業財団ハラスメント防止コンサルタント

有馬 珠子

 

.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆

【神戸屋様よりいただきました再回答】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

有馬様

平素は格別のご愛顧を賜りありがとうございます。
またこの度は弊社ホームページをご利用頂き、貴重なご意見を頂き重ねて御礼申し上げます。

有馬様より頂戴しました、弊社女性ユニフォームに関するご意見につきましては、
平成30年9月25日付けのメールにてご回答を差し上げたとおりでございますので,
これ以上の回答は致しかねます。

今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

*************************
株式会社神戸屋レストラン
関西事業部  成松 登
℡   06-6321-7221
ファックス 06-6329-1251
*************************

.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆

わたくしとしては、具体的な解決案と時期をお聞かせいただけず、大変残念です。
相当期間経過後もなお改善に着手されていらっしゃらないようでしたら、別の角度からのアプローチも検討してみるつもりです。

 

神戸屋ベーカリーさんといえば、15年居住した最寄り駅の駅ビルにテナント入店されていたので、15年間、それこそ毎日のように購入していました。
ミートパイを売っているベーカリーが他にあまりないので、私はミートパイ・ハードユーザーでした。また、アップルパイや季節のフルーツパイをホールで買って、オーブンで焼き直して一人食いするのも大好きでした。
パイをホールで買うとウキウキしますね。15年間で何枚のパイを食べたことやら……。

また、行きつけのデンタルクリニックの最寄り駅には神戸屋レストランがあり、そちらも頻繁に利用していました。

しかし残念ですが、現状の女性差別環境を是正してくださるまで、私は今後の購入を控えることにしました。
同じように神戸屋のセクハラ制服に違和感を覚える方がいらっしゃいましたら、このような形で密やかに消費者の主張をしていくことも、ひとつの声かと思います。

 

「女性というのは男性の性娯楽のために、軽く、自由に扱ってもよい存在。『性の旨み』を貪るのが当然の日本社会」

まずはこの集合意識のベースを変えていくことが必要です。
ここのベースが一定数変化すると「百匹目の猿現象」が発生し、現在の女性蔑視社会から、ジェンダー平等社会へと、新時代の倫理意識が自ずと伝播し、集合意識水準がアップする様をご覧いただけるでしょう。

 

(写真はイメージです)

車内吊りセクハラ広告に意見を言い続けた結果~広告内容の推移

電車の車内吊りに、女性の水着姿やグラビア広告を掲載することの不自然さにつきましては、複数の過去記事(カテゴリー:アクション)に詳細を記していますので、ご参照ください。

 

訪日外国人観光客も増え、東京オリンピックも目前に迫った2019年現在、日本社会はようやく、少しずつではありますが、「電車の中までスラムのジャポルノ!」と嘲笑されている、ジャポルノ(ジャパンポルノ)文化の異常性に気づきはじめたようです。

車内吊りセクハラ広告については、私のほかにも、鉄道会社にご意見された方はいらっしゃるのではないでしょうか。

ひとりひとりのアクションが無駄ではないことをお伝えしたく、「プレイボーイ」広告を中心に、苦情を伝える前と後との、広告内容の推移をご紹介いたします。

 

.。*゚+.*.。+..。*゚.。*゚+.*.。+..。*゚+.。*゚+.*.。+..。*゚+.。*゚+.*.。+..。*゚+

 

【①2017年2月:JR山手線車内】
車内画像は撮らなかったが、帰宅してすぐに調べたので、この号であったことは間違いない。この表紙がそのまま堂々と広告として掲示されていた。ご意見フォームに苦情。車内吊り広告・初苦情。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

【②2018年5月7日撮影:京王電鉄内】
相変わらず、堂々とグラビア表紙が掲示されている。質問文を送る。
京王電鉄車内吊りセクハラ広告への質問と、いただいた回答

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

【③2018年5月27日撮影:京王電鉄内】
露出が少し減ったようだが、まだまだ性的シンボルの要素が強く、セクハラ広告であることに変わりはない。小学校に貼ってあったら間違いなく不自然。
④の6月4日撮影と併せて、質問文を「お客様センター」に書面にて送付。
車内吊りセクハラ広告につき京王電鉄に再質問し、再回答をいただきました

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

【④2018年6月4日撮影:京王電鉄内】
不自然に胸が強調されたセクハラ広告。③と併せて質問。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

【⑤2018年8月6日撮影:京王電鉄内】
なんだか頑張って工夫してきてる。キャッチコピーの文言も努力の跡が見られる。
しかし気の毒だがアウト。そもそも選択制の乏しい電車という公共スペースに、プレイボーイ広告を掲示すること自体がダメ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

【⑥2018年9月9日撮影:京王電鉄内】
だからダメだっていうのに。(怒)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

【⑦2018年11月26日撮影:京王電鉄内】
ちょっと追及の手を緩めると、すぐ油断するのだろうか……。
もっとネチネチ言わないとダメ?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
(ネチネチ言われたいのかな……)

 

 

変化としては、このような感じです。
まだまだ改善の余地はありますが、言うと言わないとでは大違いではないでしょうか。

しかしここ数ヶ月、電車に乗らない生活をしていますので、現在の電車内状況が把握できていません。

もし未だにきわどいセクハラ広告を発見しましたら、撮影のうえご一報いただけますとありがたいです。

面倒な人間関係から気づくこと~年齢の持つパワー~

■【面倒くさい人間関係あるある】

昔のことになります。ミーティング中に、Aさんが出した提案に打開策が見つからず、周囲が行き詰まっていました。
そこで私が少し違う提案を出したところ、それがAさんの提案よりも、おそらくブラッシュアップされたものだったため、責任者や周囲の同意を得た、というようなケースを想像してください。お仕事をされている方なら、よくある日常的な光景ではないでしょうか。

ちなみにAさんは、私よりもかなり年配の女性で、普段はそれなりに気さくに会話する関係でした。

しかし上記結論は、Aさんにとって、少し面白くない事実だったのでしょう。
そうはいっても、Aさんにしてみれば、「年下のあなたが私よりもより良い提案をして、公のシーンで周囲の同意や評価を得たのは、私としてはおもしろくないわね。」とは、言えません。

 

ではAさんがご自身のモヤモヤをどう解消させるかというと、後出しクレームをしてきたり、別の形で噴出させたりするわけです。
具体的には、ミーティング中ではなく、後から「でもあなたのプラン、あの部分は違うと思うのよね」と、公の場ではなく、個人的に言ってくるのです。

そう考えるのであれば、意見を共有したほうが皆のためになるのだから、ミーティング中に発信してくれればいいのですが、ひとたび私の提案で場が収まった以上、これ以上引き延ばすのは気が引ける、しかし自分としては面白くないし腑に落ちない。それで陰で個人的にケチをつけてみる、といったところでしょうか。

 

興味深いのは、また後日、仕事とはかけ離れた何気ない内容の中で、ソフトに私を否定してくるようになったということです。例えば、「あなたがいいと言っていたあの本、私にはイマイチだったわ」、「あなたがすごく薦めていたあそこのランチなんだけど、私には味付けがちょっとね。もっと美味しいと思ってた」など。
おそらく無自覚(意図的にという見方もできなくはないですが)に、別のところでチクチクと「無難な攻撃」をして、自分の不快感情の穴埋めをしているようなのです。

 

「気のせいじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。
そうかもしれません。
人間関係の微妙な雰囲気というのは、当人にしかわからない原因や、ようやく嗅ぎ取れる程度の軽微なニュアンスがありますから、明確な答えは出ないでしょう。しかし私は、ミーティング以来しばらくの間、今までのAさんの態度から異なる雰囲気を感じたのは事実です。

 

■【「非同意」に不慣れな日本人】

じつは私は、自己顕示欲から発せられるこの手の狭量さを、とてもくだらないと感じる人間です。

よりよい提案が出されたのならば、誰のものであっても、全体のために結果オーライと思えばよい。それを割り切れないのは器量が小さく、全体の利益に対して俯瞰ができない、視野の狭い思考回路だと、そこに悪い意味で自我の臭みを感じ、うんざりしてしまうのです。

しかし私のような考えをする人はかなり少数派で、一定数の方は、類似のシチュエーションにおいて、Aさんと似た感情にとらわれて、似たような反応をしてしまうようです。

特にムラ社会に生きる日本人は、「自分と違う意見」を「自分への攻撃」と受け止め、過剰に反応するところがあるのでしょうか。これはムラ社会の中で生き、同調圧力に慣れきった日本人の悪しき特質であるともいえるでしょう。

 

■【年をとるということは無条件で「同意」される環境が増えてくるということ】

また、私がこの事案で感じたのは、ひとつ、「年齢という権力」による危険性です。Aさんは、責任者のポジションにはありませんでしたが、チーム内では一番の年長者でオピニオンリーダー。そのため普段から、Aさんと異なる意見を述べる人はほとんどいませんでした。

Aさんの反応が、元来の性質によるものなのか、年齢によるものなのかはわかりません。しかしAさんは、相手が「かなり年下の私」だから、余計におもしろくなくて、このような言動をとったというのは、可能性として考えられます。

明らかなのは、年を取るということは、それだけで無自覚の「権力」を得ているということです。無条件で「同意」される環境が増え、それゆえに他者が自分に服従する環境が当たり前になり、それがゆえに他者からの「非同意」を、自分の中で許容しにくくなってくるという心境です。このようなメンタルが、「頑固ジジイ」や「お局」を作り出す背景にもなり得ます。

 

■【客観的に自分を見ること。「義理の笑顔」や「お世辞」を過信しないこと】

私は、自分がある程度の年齢に達した今、そのことにとても気をつけています。

自分が持つ「年齢のパワー」を自覚し、現在、笑顔で素直に接してくれている20歳以上も年下の学生たちが、年上の私相手に気を遣っていて、決して素直に本心をさらけ出しているわけではない、ということを認識しています。

ですから仕事の延長上、皆で食事することはあっても、決して自分からは、異性はもちろんのこと同性も、個人的にはお茶にも食事にも誘いませんし、必要以上に踏み込んだ話題もしないようにしています。若い人にしてみれば、怖い年配の女性との時間など、うっとうしいだけで決して楽しくはないだろう、と慮っているからです。

 

「そんなことないですよ、有馬さん本当に楽しいし、個人的にもまた一緒に食事したいですよ」

そういってくださる方がいたとして、それが自分と同等、あるいは上の立場の方であればありがたく受け止めますが、自分よりも若年で、下位のポジションにいる人がそう言ってくださった場合、ほぼ100%、私はそれをただの「お世辞」として受け止めます。

なぜならば、私自身が、若いときに「年齢の抑圧」という権力の行使に、山ほど煮え湯を飲まされてきたからです。年齢のパワーが垂れ流す抑圧的なハラスメント(特にセクシュアルハラスメント)を浴びるように受け、本心を言えず、我慢を強いられてきた身としては、自分がされてきた嫌なことは他人にしてはいけない、次世代につないではいけないと思っているのです。

 

ですから仕事上のパワーハラスメントや、特にセクシュアルハラスメントの事案を目にするたび、加害者の傍若無人で楽観的な自己中心的視点に、ただただ驚愕するばかりです。
加害者も、若いときには、少なからず抑圧を受けてきた身であろうに、いざ自分が加害年齢となったとき、その不快感情や弱者的立場を忘れてしまうのでしょうか。あるいは、抑圧されて損をした若年時代を取り戻してやれ、ということなのでしょうか。

 

■【恥ずかしい「勘違い」には自分から気づく】

もし私が男性で、ある程度の年齢になったら、若い女性が自分をどう思っているかを悲観的に、そして客観的に、厳しく査定します。

すべてに当てはまるわけではないということを前提として、誤解を受けることを承知で極端な言い方をしますが、オヤジなんて、若い女性からしてみれば、存在だけで嫌にきまっています。

それに気づけず、自分だけが楽しい話題を得意満面まき散らし、相手を自分に都合のよい「おんなのこ」扱いし、彼氏だの化粧だの髪型だの女子力だの性体験だのとセクハラ視点で接し、あまつさえ反撃できない弱者の「無抵抗」を「同意」あるいは「自分への好意」などと恥ずかしい勘違いをして、あろうことか地位や年齢という権力を「役得」と捉え蛮行に及ぶのは、誠に野暮で自己中心的ですし、つまるところ根本的な人間性の品格に問題があると思われても致し方ないのではないでしょうか。

 

※参照『やりきれない・・・旧知の広河隆一あまりにも情けないセクハラ! 謝罪してももう手遅れ』

 

■【無自覚に保有している 性的強者パワー ✕ 年齢パワー】

セクシュアルハラスメントは、未だ男性加害が圧倒的に多いのは周知の事実です。

それはこの現代社会においてさえ、未だ男性のほうが、生まれながらに「性的強者パワー」を持ち、その権力を行使しやすいからです。そして男性の多くは「性的強者パワー」に加え、「年齢パワー」や「ポジションパワー」も付着し、年々、無自覚のパワーが加算されていきます。

セクシュアルハラスメントを語るとき、「気にしない女性だっている」「女性が自己決定として性体験豊富になり、そういう女性が多い大学という意味だとしたら、(そのランキングの)何が悪いんだろ」「性サービスを職業にしている女性だっている」――――――などと、いつまで経っても自己中心的でズレた発言をする男性が多いのは、属性による条件格差―――男性が生まれながらに持つ、性搾取側の「性的強者パワー」が、いつまでも「上から目線」の特権を手放さず、それが女性の反撃や非同意を封じ、今も社会進出や好ポジションから駆逐しつづけているという事実から目をそむけ、自身にとって都合の悪い見方に蓋をしているからでしょう。

スタートラインから平等ではないのです。

女性が20メートルも遠いところからスタートを切らされているのに、そのハンデを「存在しないもの」として扱い、我が物顔で自己タイムの素晴らしさに陶酔している、世の中を片目でしか見られない、幼い「お殿ちゃま」達を相手に、性的受動側のハンデ――――――ジェンダー・社会構造・意識・風潮・慣習、女性に課せられているあらゆるハンデというものをどのようにわかりやすく教えてあげるべきか。その手間と煩雑さに、女性は毎日、冷たい苦笑いをしているのです。

 

■【「女性という属性」から、どのようなわずかな旨みでも搾り取ろうとする日本社会】

とりわけ日本社会というのは、あきれるほど女性に対して無礼で、非紳士的です。「女性という属性」から搾り取れる、どのようなわずかな旨みにでもハイエナのように下品に群がり、女性の性的尊厳を保護することにもサポートすることにも無関心で、ただ貪るのみの性搾取に躍起になり、男性は自身の「年齢パワー」にも「性的強者パワー」にも、共に無自覚です。

すでに多くの他国女性が当たり前のように享受している、女性を尊厳ある人間存在とみなし、ジェンダーハンデを女性視点で是正し、そのうえで対等なパートナーとして男女共に社会を構築していきましょう、という紳士性―――いわば思いやりと品格が、驚くほど欠如しているのです。

視野が狭くて自己中心的。器の小さいケチな支配欲。そしてあらゆるシーンで下品なポルノ視点。これが多くの日本人男性に共通して見られる、ひとつの文化的な特徴ではないかと感じています。

 

■【すべてのパワーは自覚して自己管理を】

厳しい意見かもしれませんが、中年を自覚しましたら、「若い女性はほぼほぼ自分を嫌い」くらいの心構えでいたほうが、日本社会では安全圏でいられると思います。
私自身もそうでしたが、特に日本人女性は、嫌悪感を表に出さずしまいこんでしまいがちで、タンス預金ならぬ「タンス不満」(あるいは「タンス殺意」)をたっぷり貯め込んでいます。いつか引き出されて、白日のもとにさらされることのないよう、ご自身に疑いを持つことをお勧めします。

年齢を重ねれば重ねるほど、自分に意見できる人は減っていきます。そして年下に対しては、好き勝手に、感情的に、自由に振る舞えるようになります。そのパワーには自分で気づき、自分でセーブしなければなりません。それが人間としての品性であり思いやりであり、より多くの時間を過ごし、経験を積み重ねてきた人生の先輩として、後進に示せる背中でもあります。

年齢を重ねるにつれ、他者の気持ちや立場が汲み取れるようになり、人間性も美しく研磨された。そのような人生であったと、晩年、自分を振り返りたいものです。

 

世界から笑いものにされている、日本の「オッサン」と「お殿ちゃま」

少し前、某局の女性TVプロデューサーと話す機会がありました。彼女も私や多くの女性と同様、日本の「オッサン社会」を苦り切った気持ちで眺めている一人です。

その方は私よりも少し若い世代。私よりもずっと、いわゆる「平等教育」を受けて育った年齢です。実際、大学を卒業して就職するまで、あからさまな男女差別を感じることなく生きてこられたと語っていました。

それだけでも「ずいぶんラッキーでしたね」と言いたいところですが、いざ社会に出てみると、やはりそこからの現実は惨憺たるものだったようです。

彼女は嘆息し、もうお手上げ、といううんざりした表情を見せて言いました。
「もうほんと、何なんでしょうね。あのオッサン達のあの考え方って。どうすれば〇〇大臣みたいな、ああいう男社会の考え方を変えられるのか……」

それに対して私はこう答えました。

「ムリムリ、無理ですよ。変わりませんから。もう何をしたって、あの年代の、あのオッサン達の思考が変わることはありません。死んでいくのを待つしかないですよ。彼らのために何かしようとしても、エネルギーの無駄ですから」

女性プロデューサーは爆笑していましたが、実際のところ、これは私の偽らざる本心です。そして遺憾ながら真実でもあると思っています。

私は追い打ちをかけました。

「あと20年も経てばずいぶん減りますから。『早く死んでください…』と願いながら、水面下で新しい社会のために、着々とベースを整える活動を積み重ねていく。これしかないと思いますよ」

私のような、善良で気弱な一小市民にこのようなことを言わせてしまう日本社会というのは、本当にひどいですね。

ところで先日、HUFFPOSTで下記のニュースが掲載され話題を呼びました。

『ニュージーランド女性首相が赤ちゃんと国連の会合に出席。日本代表団はあることに驚き…?』

>在職中の2018年6月に長女ニーブちゃんを出産したニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が24日、ニューヨークで行われた国連総会の会合に、ニーブちゃんを連れて出席した。会合にはパートナーのクラーク・ゲイフォードさんも同伴、2人がニーブちゃんをあやす姿などに注目が集まった。AFP通信などが報じている。

>この中でゲイフォードさんは、日本の代表団にも言及。「昨日、国連の会議室で(ニーブちゃんの)おむつを替えていた時、日本の代表団が入ってきたんだ。その時、すごい驚いていたんだ。写真に撮れていたらなあ」と、明らかにした。

恥ずかしいことですが、上記ニュースは、いかに現在の日本で女性(特に子育て世代)が政治や公的機関において排除されているか、いかに日本人男性が他人事として育児を捉えているか、いかに日本で育児が社会全体のものとして受け止められていないか、いかに日本人男性が何もしてこなかったか、日本がいかに「オッサン社会」であるか……という事実が浮き彫りになった、かつ、それが日本だと「世界の認識」として共有されていたことがわかる、皮肉に満ちたコメント記事です。

先日、第4次改造内が閣発足しました。女性閣僚が1人にとどまったことについて、首相は「日本は女性活躍の社会がスタートしたばかりで、これからどんどん入閣する人材は育ってくる」と話していますが、その発言が空々しいと感じるのは、私だけではないでしょう。

アファーマティブアクションの必要性については別の議論になるため割愛しますが、このように女性の決定権限を躍起になって駆逐したがる、世界も認める日本人男性の「生態」とは、どのようなものでしょう。

私の感覚ですが、わかりやすい「オッサン」思考をお持ちの方は、50代以降に多く見られます。

【オッサン[Ossan]】
権力主義で、拝金主義。保守的。地位や金や肩書きに弱く、本質的な価値観や幸福を自ら構築する創造性に乏しい。男組織のマッチョ連帯感は宝もの。性別役割分担意識に疑問すら抱かない。女性を「人間」として見るソフトを内蔵しない。女性というのは3種類。従順で清純なお嬢さんか、あたたかく母性あふれるお袋さんか、自己の欲望を満たしてくれる淫乱な娼婦か。夫唱婦随をよしとし家父長制度を信奉する。「女の性」は「男の持ち物」。だからどのような無礼なことを言ってもしてもよい。自己中心的。女には男の成功を支える義務があり、男をたてる腰元としての義務があり、家庭内の家事育児介護雑事をすべてこなすスーパーメイドとしての義務があり、男の目を楽しませる鑑賞物としての義務があり、性欲を満足させるラブドールとしての義務があると妄信している。優秀な女性、意見を持つ女性は「その例外」という色眼鏡でしか見ないため、彼女らと接しても現実を直視し得る進化のチャンスを自ら手放している。その点で豚に真珠。女は意見を言ってもいいが、男の自尊心や既得権益を傷つけない程度の反撃しか認めていない。男が許してやる範囲の活動で女が自己実現を果たすことが、真の男女共同参画社会だと思っている。要するに何も変えることを望まない。差別主義者だという自覚がない。新しい社会・価値観を自ら取りに行こうとしない。男の考えを中心に世界が動いていると信じる「男性天動説の呪い」にかかっている。視野が狭い。島国根性。マジョリティ以外のバックグラウンドや、弱者的立場の人間の心を想像する共感力に欠けている。自分の所属組織以外の人間と交流するだけの柔軟なコミュニケーション能力がない。交流しようとしても、大抵はマンスプレイニングで相手を不快にさせて終わる。男尊女卑社会で甘やかされすぎたため(隠れマザコン多し)、実は打たれ弱い。

あと3000字くらいはスラリと書けそうですが、このくらいにしておきます。

さて、20年が経過し彼ら「オッサン」がずいぶん減ったとしても、私は楽観視できないとふんでいます。なぜなら「オッサン」の後には、次世代40代以下「お殿ちゃま」が控えているからです。

「お殿ちゃま」というのは、彼らの特徴をわかりやすく表現した私独自のネーミングです。世代としては主に30代~40代に多く見られます。さて、その生態とはどのようなものでしょうか。

【お殿ちゃま[Otono-chama]】
キャバクラやガールズバーといった女性性消費を日常風景として育ったため、「女性=媚びる商品」という意識がナチュラルにすり込まれている。女性をファーストフードレベルのお手軽価値と誤認し、性的モラルの基準値や品性が低い。風俗やクラブやキャバクラといった「性差別トーク」を通常会話として発信することに疑問も罪悪感も抱かない。サービス業の女性と一般女性を区別できず、女性はすべてグレーゾーンで「性」扱い。「オッサン」と変わらぬ性差別主義者だが、その自覚はない。触らなければセクハラセーフだと勘違いしている。日本において水と安全と癒やしの女性サービスはすべて無料だと信じている。一般女性にも「おもてなし」を無償で期待する。マスゴミの作り出した薄っぺらい「女子像」を押しつけるカジュアルセクハラに余念がない。女性は女子力を高めたい生き物で、男の目ばかり気にして男に好かれたい生き物だと信じている。男が常に「性の評価側」だという視点から抜け出せない。自己中心的。しかし女性から向けられる自己への性評価に対しては不思議なほど楽観的。「オッサン社会」を踏襲しており、男尊女卑や拝金主義や肩書き信奉を捨てきれない。やっかいな自尊心だけは高く、腰元にちやほやされることが大好き。「僕ちゃんえらいよ。男だもん!」という根拠のない優越的視座で生きている。女に理論で言い負かされることは大嫌い。それゆえ腰元が殿様と同じ目線で意見する、現代社会にまだ慣れない。そのくせ本当の殿様ほどの権力や財力や影響力はなく、規格の小さい「お殿ちゃま」。家事や育児に気まぐれに手をつければ、ドヤ顔で「平等社会」。フェミニズムを叫ぶ女性達のことは、「そういう女性」と色眼鏡で他人ごと。性的被害やトラブルはすべて「誘うような女が悪」く、性的強者の権力構造にあぐらをかいて弱者的立場の視点を追わない。本質的な男女平等に関心がない。ダイバーシティやシンギュラリティなどグローバルな横文字には食いつくが、心の中は江戸時代。日本のジェンダーギャップ指数144カ国中114位という世界現実にも無関心。ネット社会に生きながら国際的感覚に乏しいムラ社会の申し子。物事を面でなく点でしか考えられない。日本のガラパゴス進化に危機感を抱かない。真の男女平等社会に対する認識が雑駁。表面的な情報だけでわかった気になっているが実は何もわかっていないし、そもそもわかりたいとも思っていない。自分に楽な立ち位置で展開されている男女不平等社会が、じつのところ居心地よい。そのため既得権益が脅かされないレベルでの男女平等しか歓迎しない。ご都合主義。女性に幻想を抱きすぎて、未だ対等な社会的パートナーとして見られない。「会社の女の子」という言い方がセクハラであると、まだ気づけない。男尊女卑社会に甘やかされすぎて下駄を脱げない。

こちらもあと5000字くらいは軽く書けそうですが、このくらいにしておきます。

私自身の経験を申し上げますと、日本野鳥の会のストップウォッチ技術をもってしてもカウントし切れないくらい、上記生態の「お殿ちゃま」にたくさん出会ってまいりました。

「オッサン」は20年待てばずいぶん減るかもしれませんが、「お殿ちゃま」は世代として、平行して生きていかなければなりません。それを思うと暗澹とした気分になり、秋の夜長を枕を濡らす毎日です。

対策としては、今後このような男性にお会いしましたら、
「あらあら『お殿ちゃま』、もう平成も終わりでござりまするよ」
と、目は笑っていない笑顔でお返しするしかなさそうです。

「神戸屋」の胸のラインが強調されたセクハラ制服に質問し、回答をいただきました

時代に逆行する光景として、違和感を覚えます。

股間の大きさが露わになるぴっちりとしたタイツ制服を見て、男性ご自身がどのような感情を抱かれるか、ということだと思いますが。

LGBT差別には激高する男性も、女性差別には極めて寛容……というのは、日本の専売特許でございますね。どちらの差別も許されません。

 

【神戸屋グループ様に質問した内容】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

御社のベーカリーもレストランも、いつも利用させていただいております。

このたびは御社で採用しております制服につき、ご連絡差し上げました。

以前から感じていたことですが、御社の女性スタッフが着用しているエプロンタイプの制服は、不自然に女性の胸が強調される造りとなっており、まるで性サービスの店のようで、店舗を利用するたび、同じ女性として長年不快感を覚えてきました。

対等なワーカーであるはずの女性を「性的シンボル」として扱う制服を強要することは、セクシュアルハラスメントに該当します。雇用の現場において、女性スタッフを「華」とみなし軽んじる性差別は、顧客が不愉快であるばかりでなく、子供達の教育・生育環境としても不適切です。誤った性的役割分担意識を、潜在的に日常風景として植え付けることで、成長過程における子供達の男女平等意識にも悪影響を与えるのではないかと、危惧しております。

 

ちなみに、制服の問題が一般企業でどのように扱われているかご説明させてください。

男女雇用機会均等法6条では、労働者に性別を理由として、差別的取り扱いが禁止される福利厚生の措置は、住宅貸付金のほかは、「厚生労働省令で定める事項」に限られています。その中に制服を支給することは含まれていないため、現在はこの件につき、グレーゾーンのまま、女子社員のみに制服を支給することが黙認されているのです。

しかし一般的に、均等法第6条の趣旨に照らせば、女性に対してのみ制服を支給することに、合理的な理由は認められません。厚生労働省の雇用均等のパンフレットでも、制服については「男女とも支給しない、あるいは男女とも希望者に支給する」など、大杼で同一の扱いをすることが望ましいと謳われているのです。

 

このように、普通の制服ですら問題視される現代の社会風潮の中、胸のラインが強調される御社のエプロンタイプの制服は、やはり常連としては疑問視するところです。なぜならこのような「衣装」は業務遂行上の必要性もなければ、仕事能力とも何ら関連性がないからです。それは性別役割分担意識にもとづく不合理な差別であり、人格権の侵害にほかなりません。

たしかに「私服が汚れないから便利」という意見もあるでしょう。しかしそれならばパンツスーツの制服を作り、スカート(キュロット)との自由選択にし、男性社員にも同様に支給し、揃いの制服着用を義務づけるべきではないでしょうか。もし制服に「企業アピール」や「連帯感」の意味も含まれるのだとしたら、よけいに男性社員も同様の制服を着用すべきではないかと考えます。

 

日本は国連加盟国であり、持続可能な開発目標(SDGs)の加盟国です。SDGsはその目標に「ジェンダー平等を実現しよう」が掲げられているのですが、それにも関わらず日本のジェンダーギャップ指数は、144カ国中114位(2017年)と毎年最低レベルをキープしているというのは、こういった社会意識の不変や、企業の努力不足に起因するところが大きいと感じています。企業の取り組みを通して女性尊厳軽視の環境を是正していくことが、世界水準に追いつく突破口になると考える次第です。

ちなみに私は、新宿西口地下の店舗でもよく御社のパンを購入しますが、そこではチェックのエプロン姿ではなく、女性スタッフも清潔感のある白いパンツスタイル(?)の制服だったと記憶しております。記憶違いでしたら大変恐縮ですが、そのようなスタイルに全店で男女統一するのは、果たして難しいことなのでしょうか。

 

東京オリンピックも目前に迫りました。ぜひ男女平等推進国家として恥ずかしくないような店舗環境を提供してくださいますよう、一顧客として切にお願い申し上げます。

上記斟酌のうえ、よろしければ、このたびのわたくしの利用者意見がどのように処理され、今後生かされるのか等、ご教示いただけましたら幸いです。

誠に恐縮ではございますが、一度、10月1日(月)までに進捗状況をご返信いただけますでしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

【神戸屋レストラン様からのご回答】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

有馬様

この度は弊社女性ユニフォームに対して貴重なご意見をいただきありがとうございます。

弊社女性ユニフォームに関しましては、1987年よりベーカリーレストランにて採用しております。
パンに似合うお料理を追い求める過程で「全てをパンに合わせる」の考え方を取り入れ、
より本物志向、より伝統的な視点から、パンの本場であるヨーロピアン・スタイルをお客様にイメージして頂き、
その雰囲気も含めお客様に私どもの食事を楽しんでいただくというコンセプトでデザイン致しました。

おかげ様で約30年間、多くのお客様には弊社のコンセプト=神戸屋レストランという御認識をいただきご愛顧頂いてまいりました。

一方で今回のご指摘は心から御礼申し上げます。
そのユニフォームが大切なお客様に不快感を与えているという、私どもとしては大変不本意なご指摘であるとともに、
ユニフォームを含め改めてお客様に喜んでいただく店舗づくりを考えさせる内容でございます。

貴重かつ重要なご意見・ご指摘と考え、今後の店舗づくりに役立てて参ります。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

*********************************
株式会社神戸屋レストラン
関西事業部 〇〇△
℡ 06-・・・・・・
ファックス 06-・・・・・・
Eメール ・・・・・・
*********************************
(写真はイメージです)
(詳細情報省略)

『やりすぎ都市伝説』のケンドーコバヤシの性風俗ネタが不愉快なので、番組スポンサー企業宛てに手紙を送ったところ、降板されたようです

ここ1~2年、テレビ東京『やりすぎ都市伝説』の番組ご意見フォームには、何度か継続して、「ケンドーコバヤシ氏の性風俗ネタは不愉快」という意見をお送りし、同時にBPO(放送倫理・番組向上機構)にも通知して、改善を求めてきました。

しかし一向に改善が見られず、当のケンドーコバヤシ氏においては、「BPOなんて怖くない!」と豪語なさっているという状況が続いておりましたので、遺憾ではありましたが、タイミングを見計らい、番組スポンサー企業宛に下記のお手紙をお送りしてみました。

【株式会社V・ファーレン長崎様にお送りしたお手紙】

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

☆・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・

株式会社V・ファーレン長崎 御中

前略

私は東京都内に在住しております、有馬珠子と申します。

まずは貴社が運営するV・ファーレン長崎が、本年11月11日のJ2第41節の試合において勝利し、来季のJ1昇格を決めたことを心からお祝い申し上げます。

さて貴社は、本年5月に高田明氏が代表取締役社長に就任して、株式会社ジャパネット・ホールディングスの完全子会社化されましたが、同社グループ企業である株式会社ジャパネットたかたが、株式会社テレビ東京で放映されている「やりすぎ都市伝説」のスポンサーであることはご存知でしょうか?

 

「やりすぎ都市伝説」は四半期に一度放映される人気番組で、その内容は都市伝説テラーと称する芸能人が、世界中の都市伝説を紹介していくものです。しかし都市伝説テラーの一人であるケンドー・コバヤシ氏(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京本社所属)は、都市伝説とは何ら関係のない性風俗の体験談を番組内で語っており、番組の品位を低下させています。

 

番組内でケンドー・コバヤシ氏が語った内容は、主に性風俗を笑いのネタにしたものであり、放送毎の恒例となっています。例えば、平成28年9月30日放送においては「オーパーツ」(発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品)をテーマに語り始めたのですが、語りの途中で自らが東京都品川区五反田で体験した性風俗の話に置き換えられてしまうといったものでした。

また、平成29年9月29日の放送においても、タイムトラベルの時間理論を説明する入り口から、いつの間にか、やはり自らが体験した性風俗の話に置き換えられるといった構成となっていました。

加えて毎回、ゲストの若い女性タレントや猥談を好まない男性弁護士に性風俗ネタを振り、困惑の笑いを強いる情景が見られますが、これはまさに会社のセクハラ風刺を見ているようで嫌悪感を覚えます。前回平成29年9月の放送においても、ゲストの玉城ティナさんが「有意義ではないはず」と、風俗ネタに不快意思を示されたのにもかかわらず、ケンドー・コバヤシ氏はその反応を楽しむかのように、玉城さんを凝視し、羞恥心を弄んでいました。

 

尚、Jリーグ規約には以下の条文があります。

Jリーグ規約第3条(4)

Jリーグ関係者は、いかなるものであれ、人種、性、言語、宗教、政治またはその他の事由を理由とする国家、個人または集団に対する差別を行ってはならない。

 

相手の意に反して(性的)言動をおこなうことは上記Jリーグ規約第3条(4)に抵触することはもちろん、「平成18年厚生労働省告示第615号」においてもセクハラであると示されており、コバヤシ氏の番組での言動および振舞いは、放送倫理に反することは明らかです。

貴社はJリーグクラブチームを運営する株式会社として、また番組のスポンサーであるジャパネット・ホールディングスの傘下企業として、番組内容に関係のないコバヤシ氏の猥談を許容するのでしょうか。

私はコバヤシ氏の番組内における猥談は、Jリーグが規約で定める性差別を助長しているものと考えます。女性「性」を商品化している産業をテレビ番組を介して肯定し、さらには番組で産業が提供するサービスを嬉々として語るコバヤシ氏は、Jリーグが提唱する青少年の健全な育成を阻害するものです。

多くの人に夢と希望を与えるクラブチームを運営する貴社の関連企業が、このような番組のスポンサーとして企業名を冠していることに、また青少年の健全な育成の貢献を阻害する現状が放置されていることに、一サッカーファンとしてひどく困惑しましたし、また残念でなりません。

 

ちなみにV・ファーレン長崎のホームタウンである長崎県の「長崎県少年保護育成条例」の第16条では以下のような規定があります。

 

何人も、少年に対し、みだらな性行為又はわいせつな行為をしてはならない。

2 何人も、少年に前項の行為を教え、又は見せてはならない。

 

条例で禁じているみだらな性行為を、番組内で教示するコバヤシ氏の発言は、上記条例に反していることがわかります。

貴社はJリーグからJ1ライセンスを付与されており、Jリーグ規約を遵守しなければなりませんし、長崎県でゲームを主催する立場ですから、条例も遵守しなければなりません。そのためには、コバヤシ氏の猥談を公共の電波に乗せて全国を流す「やりすぎ都市伝説」制作会社に対して、今後は番組内で番組内容とは関係のない猥談を止めるように、ぜひ働き掛けてください。

尚、貴社がこのような番組内容を是認するのか否か、メールまたはFAXでご回答頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

草々

東京都 有馬珠子

☆・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・

 

残念ながらご返信はいただけませんでした。しかし上記お手紙をお送りしたのが、2017年11月11日以降、そしてその後、2018年5月に放送された『やり過ぎ都市伝説』は、「関昭夫スペシャル」と冠するスピンオフ放映で、他のストーリーテラーの出演はなく、関氏のみの出演構成となっていました。

そして先日、2018年7月27日に放送された、『やりすぎ都市伝説スペシャル2018夏』においては、ケンドーコバヤシ氏の姿はなく、代わりに新たなストーリーテラーとして、野性爆弾くっきー氏がキャスティングされていました。

 

この点につき、私の手紙が生かされての結果か否か、詳細は不明です。

BPOに初めて通知をしたときも、「同番組への同意見5通」と確認できましたから、私以外にも複数の方が地道に働きかけた結果、その総意が番組を動かしたのかもしれません。

あるいは、私の手紙を受けた株式会社V・ファーレン長崎様が、株式会社ジャパネット・ホールディングスを通じ、テレビ東京に働きかけてくださったのかもしれません。

また、今回だけの降板か否かも不明ですので、今後もキャスティングと内容に着目していきたいと思います。

 

いずれにしましても、時代に逆行する、性差別セクハラネタでなければ笑いをとれないというのであれば、残念ながら、その方の芸人寿命はそれまでです。差別ネタは極めて不愉快で、もはや社会での需要はありませんから、万人が気持ちよく笑うことのできる他の切り口での芸を磨くか、あるいはそれができないのならば、転職を考えられたほうがよろしいでしょう。

 

ひとまず今回は、安心して番組を楽しむことができました。
一視聴者として、今後も『やりすぎ都市伝説』を応援させていただきます。

昨年意見した「西武園ゆうえんちプール」のセクハラ広告が、今年はやや改善。「よみうりランドプール」の広告は優秀

【2017西武園ゆうえんちプールの広告】

昨年、男女共用スペースである電車の社内吊りに、不適切なセクハラ広告が掲示されたことにつき、私は西武鉄道のご意見フォームを通じて質問を送ったのですが、残念ながらその際はご回答をいただけませんでした。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

車内吊りセクハラ広告につき西武線に質問してみました(2017)

 

【2018西武園ゆうえんちプールの広告】

しかし今年は、「やや」改善傾向にあるようです。私の昨年の意見が反映された結果か否かは不明ですが、少なくとも露出は減り、「やや」女性乗客の嫌悪感情を意識した作りに改善されたようです。制作段階から、電車内掲示を視野にいれたデザインにしたのかもしれません。それでも厳しく見れば、「車内吊りにふさわしいものとして太鼓判は押せない」というのが私の感想です。

知人協力の元、情報収集したところ、現在、3パターンのポスターが確認できました。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

1・昼バージョン 普通のキャッチコピー付き(車内吊り掲示)

2・昼バージョン 意味不明なキャッチコピー付き(駅構内・車内吊り掲示)

文言が気になります。あえて2パターンの文言があるということからも、その真意についてお尋ねしてみたいと思います。

 

3・夜バージョン 普通のキャッチコピー付き(駅構内・車内吊り掲示)

 

【2018よみうりランドプール広告は優秀】

一方、今年のよみうりランドのプール広告は、大変好感が持てます。

「ほら、本気でやればできるんですよ! 女性のセクシャルを利用・消費しなければ広告が作れないというのであれば、こちらをお手本になさってみてはいかがでしょうか」
と、西武園ゆうえんち様には申し上げたいところです。

下記の画像は車内吊りではなく、京王線某駅、構内のホームに掲示されていたものです。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

いかがでしょうか。違いは一目瞭然です。

「プール」といえば、女性の肌露出を前面に押し出すことしか頭にない、ポルノ脳の「女性性消費」でもなく、「インスタ女子枠」狙いで作っておけばいいだろう……という、「女子枠押しつけ」の、浅くて安直な「オヤジ視点」でもない。男女ともに不快感を与えることのない、お子様に見せても安心な、爽やかでコミカルな作りをなさっているのが見て取れます。

同じ「プール広告」にしましても、企業の男女平等参画に対する姿勢が、些細なところから滲み出るように感じます。

 

企業広告に関しては、女性蔑視のセクハラ広告があまりに多いため、つい悪い作品にばかりにスポットがあたりがちですが、このように全ユーザーに配慮した、楽しい広告も取り上げて、賛同し、その企業姿勢を応援していきたいものです。

車内吊りセクハラ広告につき京王電鉄に再質問し、再回答をいただきました

私が個人で行うことは、ここまでです。
以降、パッケージを変えて別企画へと移行します。

☆・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・

【車内吊りセクハラ広告につき京王電鉄に再質問】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

京王電鉄株式会社京王お客さまセンター
お客様の声 御担当者様

京王電鉄車内に掲示されている中吊り広告について再質問

前略
私が貴社へ質問した電車内に掲示されている中吊り広告に関して,平成30年5月16日付けでご回答頂きましたが,その内容が質問に対するご回答ではなく,ほとんどが不明確であるか,私への謝罪となっていましたので,再度,幾つかのご質問をいたします。

まず貴社のご回答で
「一定の基準を設けて掲出の可否を審査しており,場合によっては掲出を断っています。」
という箇所がございましたが,貴社がいう基準というのは「公益社団法人日本鉄道広告協会掲出基準」における下記の規定でしょうか。

1.掲出に当たっての判断基準
(1)鉄道利用者に不快感や,過激な性表現などで嫌悪感を与えたり,青少年の健全な育成を妨げるおそれのないものであること。

頂いたご回答の中に,その旨の記載がございませんでしたので,再度ご回答願います。

ところで,上記に引用しました「公益社団法人日本鉄道広告協会掲出基準」における基準では,性表現について嫌悪感を与えたり,青少年の健全な育成の妨げになる広告を掲載しないことが示されていますが,貴社の運行する電車内では,ご回答いただきました以降も,次のような広告が掲示されていました。

(1)上記画像右側の「桃月なしこ 話題騒然『美人すぎるナース』の新境地」や「女神な水着姿」等(平成30年5月21日撮影)ですが,男女利用者に不快感や嫌悪感を与えないものと判断した上で,京王電鉄内での掲出を可としているのでしょうか。

(2)また「美人すぎるナースの新境地」等について,出版前に性的な内容であるか否かの確認をおこなった上での掲出なのでしょうか。

(3)さらに画像左側の「小倉優香 第二章始まる」(平成30年6月4日撮影)の広告では,モデルの写真は胸元が強調されており,社会通念としては,性表現として嫌悪感を与えるものと考えられますが,掲示をお断りするほどのものではないと貴社では判断されたのでしょうか。

次に
「弊社を含めた関東の鉄道事業者間でも審査基準について定期的に議論し,情報共有を行って参りますので,ご容赦賜りますようお願い申し上げます。」

とご回答と謝罪を頂きましたが,
(4)京王電鉄も含めた関東の鉄道事業者間での定期的な議論とは,有識者を交えない担当者のみの非公開なものでしょうか。
定期的に議論されているのであれば,事業者間の情報共有の必要性から,議事録などが残されているはずですが,鉄道利用者が議事録を閲覧することは可能でしょうか。

 

上記についての明確なご回答をお願い申し上げます。
尚,前回のように質問に対して不明確なご回答であった場合,遺憾ではありますが,鉄道広告に関しては本件の例も踏まえて,国会議員を介し内閣へ「質問主意書」を提出する予定ですので,列挙した質問については個別具体的にご回答願います。

誠に恐縮ではございますが,平成30年6月30日までに,送付元住所かメールアドレスにご返信いただけましたら幸いです。

草々

☆・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・*:.。. .。.:*・☆゚・

 

【車内吊りセクハラ広告につき京王電鉄から再回答】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

(※参考)
平成十六年三月十二日提出
質問第三八号

公共交通機関の中吊り広告の規制に関する質問主意書
提出者田島一成

京王電鉄車内吊りセクハラ広告への質問と、いただいた回答

【京王電鉄さまの車内吊りのセクハラ広告へ、質問してみました】

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

京王電鉄車内に掲示されております車内吊り広告につき、ご連絡差し上げました。

平成30年5月7~13日、車内にて「プレイボーイ」(大原優乃という名前の表紙)の車内吊り水着グラビア広告を目にし、とても不快に感じています。

私は、男女が乗車する共有スペースにおいて、女性が性的シンボルとされる記事や画像が堂々と掲示されることを、以前から疑問を感じていました。

公共の共有スペースで、女性の水着画像が掲示されることに違和感と嫌悪感を覚えますし、他国では見当たらない光景です。女性を性的存在として当然に扱うことは、大人が不愉快であるばかりでなく、子供達の生育環境としても不適切ですし、なにより成長過程における子供達の男女平等意識にも悪影響を与えると危惧しております。

2020年の東京オリンピックに向け、男女平等推進国家として恥ずかしくない電車内環境を整備してくださいますよう、切にお願い申し上げます。

 

ちなみに公益財団法人日本鉄道広告協会(JAFRA)では、掲載広告につき「基準一覧」の「鉄道広告掲出基準」にて、下記の制定があります。

 

1.掲出に当たっての判断基準

(1)鉄道利用者に不快感や、過激な性表現などで嫌悪感を与えたり、青少年の健全な育成を妨げるおそれのないものであること。

(6)事実に反する誇大な表現や、誤った予断をもたせる表現などで、鉄道利用者に不利益を与えるおそれのないものであること。

どうか上記JAFRA制定が遵守されるよう、ご配慮いただくことを希望します。

 

ちなみに同様のセクシュアルハラスメントが、企業においてはどのように扱われているのかを付記させていただきます。

厚生労働省の定める労災の「心理的負荷による精神障害の認定基準」、業務による心理的負荷評価表(別表1)特別な出来事以外の「具体的出来事」の表では、心理的負荷弱にあたるものとして、二種類のセクシュアルハラスメントが例示列挙されています。

それは、

・「〇〇ちゃん」等のセクシュアルハラスメントに当たる発言をされた場合

・職場内に水着姿の女性のポスター等を掲示された場合

の二点です。

これらから、少なくとも本件水着姿の広告掲示は、電車を利用する不特定多数の女性乗客に、厚生労働省認定基準レベルでの性的心理的負荷を与え、健康被害を引き起こす蓋然性が内在し、誘発している危険性が高いのです。

上記も斟酌のうえ、よろしければ、本件広告掲載決定に至るまでのフロー、基準を審査する決定権者の有無、そしてこのたびのわたくしの利用者意見がどのように処理され、今後生かされるのか等、ご教示いただけましたら幸いです。

 

共用スペースでのセクシュアルハラスメント広告につきましては、関心をお持ちの方が多数おられるようですので、ご回答を頂戴できました際には、ぜひ他団体様とも共有させていただきたく存じます。

誠に恐縮ではございますが、一度、5月31日(木)までに進捗状況をご返信いただけますでしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

【京王電鉄さまのご回答】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

有馬 様

平素から京王をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
はじめに、この度は車内広告でご不快な思いをおかけしまして申し訳ございません。
鉄道施設における広告は、多くのお客さまがご利用になる駅構内や電車内での広告掲出であるため、消費者保護・青少年保護の観点から問題が無いか、誇大広告や不当表示がないかなど、一定の基準を設けて掲出の可否を審査しており、場合によっては掲出を断っています。
弊社を含めた関東の鉄道事業者間でも審査基準について定期的に議論し、情報共有を行って参りますので、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
今回、お客さまより頂いた貴重なご意見を参考に、今後もより快適な車内環境作りに努めて参りますので、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

2018年5月16日(2018-05323)

このメールは京王グループHP「お客様の声」からの回答です。
回答へのお問い合わせは下記へお願いいたします。
京王電鉄株式会社京王お客さまセンター「お客様の声」担当
電話:042-357-6161
===================

 

↑ ↑ ↑ ↑ ↑

利用者の問いと要請に対し明言を避けた、要領を得ないぼやっとした回答、というのが私の印象です。
それでも回答すらいただけなかった西武鉄道さまよりは、まだ良心的かもしれません。

しかし各会社のスタンスは確認できました。
この件に関しては元より、これで完了するとは考えておりませんでしたので、東京オリンピックをひとつの目安として、個人ではなく、枠を広げて進めていく手段を検討いたします。

日本の鉄道は、時間の正確さ、運行の安全、清潔さともに世界に誇れる素晴らしい財産です。しかしいかんせん、女性性尊厳を軽視する「ジャポルノ」日本文化をあまりに素直に取り入れ、この意識分野では完全に世界から切り離され、ガラパゴス諸島化しています。
この「残念」を排除し、世界最高水準の交通機関としての地位を、真に確立していただきたいと望む次第です。

イスラム教の預言者ムハンマドは「超・猫好き男子」

■元祖・猫好き男子 ムハンマド

ご存じの方も多いかと思いますが、イスラム教では猫をとても大切にします。
なぜならイスラム教の預言者ムハンマド(571年~632年)が、「超・猫好き男子」で、たいそう猫をかわいがったからです。

日本の猫好きといえば、平安時代の宇多天皇(887年~897年)が有名です。彼の書いた『寛平御記(かんぴょうぎょき)』は、自分の飼っている黒猫への熱い想い(と自慢)を綴った「現代版猫ブログ」として名高いですが、それよりも約300年早く、預言者ムハンマドの猫好きは知られていました。

時代は変われど、国は変われど、いつの世も猫好きはいる・・・・・・そう、必ずいる・・・・・・・・・といったところでしょう。

(参考記事:寛平御記 – くるねこ大和

 

ちなみに猫というのは、大声を出す人、乱暴で落ち着きのない人、下品な人、粗野な人、支配的な人、無神経な人、ズケズケと個に踏み込んでくる人、権威に阿る俗人などを、本能的に嫌います。
「あの人さぁ、ちょっとアレよね・・・」と、職場で女子社員にけむたがられている上司タイプは、おそらく猫とは相容れないでしょう。

預言者ムハンマドは、いつも物静かに微笑み、語り、母親という存在を尊敬し、女性の尊厳や意見を大切にし、思慮深く耳を傾け、一人の時間も好きで洞窟にこもり、瞑想し、酒に酔って騒ぐ不品行を嫌い、不正を嫌い、下品な言動一切を嫌う人物でしたので、猫とは相思相愛になれる、穏やかでデリケートな性質を備えた上品な男性だったのではないでしょうか。

 

猫は、常に自分の身体をなめてきれいにする清潔さからも、追従しない独立心からも、ムハンマドの寵愛を受けたことからも、「真のペット」としてイスラム教徒に広く愛されてきました。

実際にイスラム圏を旅すると、猫がそこらじゅうにボトボトと落ちて、のんびり平和にくつろいでいます。それはもう伸びっぷりがよく、カフェでも道ばたでも、液体のように長々と伸びてリラックスしています。

モスクにも猫が悠々と入り込み、礼拝中のムスリムにスリスリと身体をこすりつけている光景をよく目にします。しかし皆追い払うでもなく、そのまま礼拝を続けていました。
外猫への餌やりにも目くじらをたてる日本とは違い、イスラム圏の懐の広さを感じます。

(参考記事:「カラパイア」~猫は全神説。イスラム教のモスクに現れ聖典を読む指導者にモフを要求。あげく一番高い位置に鎮座する~

 

■預言者ムハンマドの猫好きエピソード

預言者ムハンマドの猫好き話は、『クルアーン』ではなく、預言者の言行録『ハディース』に多く記録されています。
「猫への愛は信仰の一側面である」と言いきり、猫を迫害することや殺すことを禁じていました。
猫をつないで放置し餓死させた女性に対しては、温厚なムハンマドも怒り、「この女性は地獄に落ちる(怒)」と厳しく審判をくだしました。

ムハンマド一家では、人と猫が同じ皿から食事することも厭いませんでした。「うちもそんなもんだな」という猫飼いさんは、結構多いのではないでしょうか。「猫好きあるある」です。

 

また預言者ムハンマドは、可愛がっていた愛猫ムエザが礼拝服の上で寝ていたとき、気持ちよく寝ているのを起こすのがかわいそうで、袖を切り落として袖なしの服で礼拝に出かけたと伝えられています。ムハンマドが帰宅したとき、ムエザは感謝の意を示し、三度おじぎをしました。

このエピソードは、イスラム教における「慈悲」という観念とむすびつけて語られていますが、スヤスヤ寝ている猫を起こしがたいのは、預言者も一般人もおなじということでしょう。親近感を覚える逸話です。

ちなみに額に「M」模様のあるキジネコがいますが、それはイスラム教では、ムハンマドの指が触れたときに現れた「ムハンマドのM印」だと言われています。

 

■じつは犬にも優しかったり

イスラム教で犬は不浄、という概念があります。

「犬と同じ皿を使ったときは、その皿を7回は洗うべき」など、猫の扱いと比べるとずいぶん手厳しいですが、それは当時死者が多く出た狂犬病を避けるためという理由からで、じつは預言者ムハンマドは、犬に対しても慈愛をもって接していました。

『ハディース』には次のようなエピソードが登場します。

 

『アブー・フライラ(ムハンマドの教友)によると、神の使徒は語った。或る男が歩いているとき、烈しい渇きを感じたので井戸に下りて行って水を飲み、出てくると、そこに犬が居て渇きのあまり湿った土を噛んでいた。そこで、男は、この犬は自分が苦しんだような渇きに苦しんでいるに違いないと思って、また井戸に下りて行き、靴に水を満たし口にくわえて上がって来て犬に飲ませた。アッラーはその行いを嘉し、彼の過ちを赦した」と。そこで人々が神の使徒に「私達は動物にしてやった良い行いのために報いを与えられるでしょうか」と尋ねたとき、彼は「どの動物にした行いに対しても報いを受ける」と答えた。』

 

喉が渇くあまり湿った土をなめている犬を見て、かわいそうに思ったアブー・フライラは、井戸に降りて自分の靴に水を汲み、犬に飲ませてあげた。それを聞いた預言者ムハンマドは「よい行いをした」と讃えた・・・・・・という、なんだか涙の出るようなほっこりエピソードです。

最近、イスラム教徒のドライバーが、「犬は不浄だから盲導犬はアウト」として、盲導犬を連れた客の乗車拒否をしたケースが問題となりました。
形式や時代背景にとらわれ、思いやりや互助の精神といった本来の信仰趣旨を見失うことのないよう、お願いしたいものです。

 

■預言者ムハンマドの猫友

ちなみに、犬に水をあげたこのアブー・フライラという男性、預言者ムハンマドの教友でもあり、同時に「猫友」でもありました。つねに猫をかわいがり、子猫をたくさんはべらせ世話していた人物です。

「アブー・フライラ」というのは本名ではなく、あだ名です。
「アブー(Abu)」は「お父さん」という意味で、「フライラ」というのは「猫(hirratun)」をかわいらしくスラング表現にした単語です。

直訳で「子猫のお父さん」なのですが、ニュアンスで言えば、「猫おばさん」ならぬ、「にゃんこオヤジ」といった感じでしょうか。その「にゃんこオヤジ」というあだ名が、後生まで『ハディース』に愛称として残ってしまったという顛末です。
本人としても想定外のことだったでしょう。

 

イスラム教では、動物に対して慈愛をもって接することは極めて自然な行動であり、シリアのダマスカスには、市民の寄付によって猫の病院、年老いた猫の養老院が設置されています。

野生を備える猫までもが警戒心を持たず、のびのびと暮らし天寿を全うできる社会。
これこそ平和の象徴ではないでしょうか。

弱き存在や、小さき命の末端にまで愛を注ぐことが尊ばれる文化は、ぜひ日本にも浸透してほしいと、昨今の殺伐とした記事を目にするたび感じてしまうのです。

(2月22日執筆:猫の日記念記事)

 

(サイト内類似記事:イスラム教の預言者ムハンマドは、元祖「イクメン・カジメン」