車内吊りセクハラ広告につき西武線から無回答でした

結果から申し上げますと、何の回答もいただけませんでした。
「車内吊りセクハラ広告につき西武線に質問してみました」

8月27日までに進捗報告をいただきたい旨申し上げ、その後相当期間経過しレスポンスがないということは、回答する意思がないということでしょう。

自社に都合の悪い質問であっても、何らかのお返事はいただきたかったです。利用乗客への不誠実な対応をとても残念に思っています。

 

セクハラ広告というのは、短期間で入れ替えられる流動的なものですので、「これを剥がしてください」というアクションは意味がなく、だからこそ掲示前の段階でのチェック機能、審査基準が重要で、ぜひこの機会に鉄道側から実態を伺いたいところでした。

男女共用スペースでのグラビアポスターやセクハラエロ雑誌広告については、人によっては「この程度のこと」思われるかもしれません。
しかし、女性を「男性の娯楽としての性存在」として軽く扱うことを日常化してしまう「刷り込み効果」というものは、その他社会のあらゆる人間関係に波及するものと考えます。

エロ雑誌やグラビア写真広告を目にしながら通勤する男性は、果たして職場の女性存在というものを「尊厳ある対等なワーカー」だと完全に切り替えられるものでしょうか。
私自身の経験からいえば、区別できる人はまだまだ少ないというのが実情です。

労働環境においてセクハラが減少しないのも、ひとつにはこのような日常風景が、「女性は男性にとって性的娯楽的消費存在」であるとする、日本全体の「集合意識」を作り上げているという点にもあると考えます。

 

今回はたまたま西武線に質問させていただきましたが、他の沿線でも日常的に見られる光景です。

せっかくですので、この件はこのまま終わるのではなく、私が副代表幹事を務める「働く人のセーフティネット」で引き継ぎたいと考えます。他沿線では掲示前にどのような審査基準が導入されているのかなどを調べ、少しずつでも改善にむけて動いてゆけましたら幸いです。

 

弊会は労働問題や社会保障・社会保険の知識については盤石ですが、ソーシャルアクションについてはこれからの部分も多く、ご協力・ご賛同いただける方には、会員以外の個人様でも他団体様でも、さまざまなお知恵やご経験を拝借し、リンクしてゆきたいと考えております。
その際は何卒よろしくお願い申し上げます。